ダイヤモンド砥石で寿命が長く、切れ味もよい砥石について

2009年9月14日更新

切れ味と寿命のバランス

ダイヤモンド砥石の寿命と切れ味の両立は難しいとは言われています。笑い話として、砥石メーカーが「切れ味」が非常によく、「寿命」の極端に長いものを作ってしまうと、砥石が売れずに倒産してしまう、などと言われますが、実際には技術的にも両者を極端に両立させることは困難です。

通常、切れ味を重視すれば寿命の部分で ある「持ち」が低下し、反対に持ちを重視すれば切れ味が低下します。用途や加工の目的によって 、両者のバランスをどこに据えるのかが鍵となります。お使いの条件と、加工するワーク、お使いになったことのある砥石などの情報をもとに、求めておられる「切れ」と「持ち」のバランスを探すほうが現実的です。

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