砥石の廃棄方法、処分方法について

2010年12月18日更新

古くなったものやもう使える砥層が残っていない砥石を廃棄処分する場合、一般家庭ごみとして出すことはできません。専門の業者に依頼する必要があります。この際、研削砥石ならば単一の「砥石」ですが、ダイヤモンドホイールなどは台金が金属材料のケースが多いので、該当する金属材料として廃棄処分を依頼します。工場などで大量に使うケースでは、砥石を別のものにリサイクルして環境負荷を少しでも低減する取り組みをしたり、製造元や納入者へ使用済み砥石の引き取りを依頼したりする場合もあります。いずれにせよ、廃棄には費用がかかることを記憶を片隅に留め置く必要があります。

なお、研磨する際に出る砥汁(とじる)は、砥石の成分と削っている対象の成分、研削液などが混じり合ったものですが、これはそのまま下水に排水してよいものではなく、濾過等が必要です

スポンサーリンク

>砥石の廃棄方法、処分方法についての先頭へ

砥石Q&A一覧へ戻る

砥石の廃棄方法、処分方法についての関連記事とリンク

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけでなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集