レニウム(元素記号 Re)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年9月30日更新

レニウムは遷移金属に分類されるレアメタルで、天然に存在する元素(安定して存在する元素)としては最後に発見されたものになります。用途としてはやや特殊なものが多く、ロケットノズルや超耐熱合金、質量分析計のフィラメント、高温熱電対などが挙げられます。高温熱電対の用途としては、タングステンとの合金が利用されています。

物性としては融点が3000℃を超えており、フッ化水素酸、塩酸にも溶けません。ただ硝酸や熱濃硫酸、過酸化水素、臭素水などには溶けます。

地殻中の存在量が少なく、分離が困難な元素であることでも知られますが、工業的な利用量もかなり少ない部類になります。生産はチリやペルーなどの南米と米国などで行われていますが、年間で30トン前後の生産量となります。

レニウム(元素記号 Re)が活用されている分野

  • ロケットノズル
  • 超耐熱合金
  • 質量分析計のフィラメント
  • 高温熱電対
  • 石油精製の触媒(ハイオク用として効果が高い)
  • ボールペンなどのペン先
レニウム(元素記号 Re)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 4f145d56s2
英語 Rhenium
原子量 186.2
同位体 185Re、187Re
融点 3186℃
沸点 5596℃
密度 21.02g/cm3
比重
硬度 モース硬度7
色、形状 銀灰色
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:
293K(20℃):
500K:
800K:
レニウム(元素記号 Re)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
レニウム(元素記号 Re)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

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