ネオジム、ネオジウム(元素記号 Pr)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

ネオジム(ネオジウム)は希土類元素であり、レアメタルでもある金属で、最も有名な用途としては永久磁石の材料として使われる元素として知られます。現存する磁石の中ではネオジム磁石は最強といわれる磁石で、高性能モーター、ハードディスク、スピーカー、自動車のワイパーなど広範な産業領域で使われています。

ネオジム磁石はフェライト磁石の約10倍の磁性をもつ磁石で、鉄(約70%)、ネオジム(約30%)、ホウ素(少量)から構成されています。

ネオジムの生産量として最も多い国は中国ですが、埋蔵量は中国のみというわけではありません。

ネオジム、ネオジウム(元素記号 Pr)が活用されている分野

  • 永久磁石であるネオジム磁石
  • レーザーメス(YAGレーザーの添加剤)
  • 超伝導材料
  • 信号灯の識別用メガネ(航海用、航空用など)
  • 防護メガネ
ネオジム、ネオジウム(元素記号 Pr)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 4f46s2
英語 Neodymium
原子量 144.2
同位体 142Nd、143Nd、144Nd、145Nd、146Nd、148Nd、150Nd
融点 1024℃
沸点 3074℃
密度 7.0g/cm3
比重
硬度 モース硬度
色、形状 銀白色
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:
293K(20℃):
500K:
800K:
ネオジム、ネオジウム(元素記号 Pr)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
ネオジム、ネオジウム(元素記号 Pr)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

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