フッ素(元素記号 F)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

身近なところでフッ素といえば、歯磨き粉の説明書やテフロン樹脂でコーティングされた調理器具などを目にすることができます。ただ、フッ素単体は強い酸化作用があり、猛毒の気体です。

他の元素と強く反応し化合物を作る性質を持つため、自然ではフッ素が単体で存在していることはなく、フッ化カルシウム(CaF2、蛍石)や氷晶石などの形で存在しています。蛍石は光学特性に優れていることから、光学レンズや結晶材料として使われています。

フッ素(元素記号 F)が活用されている分野

  • フッ素樹脂の原料として
  • 歯磨き粉
  • フロン
  • エキシマレーザーの発振媒体
  • 工業用の洗浄剤(シリコン除去用)
フッ素(元素記号 F)の特性、物性
分類 非金属元素
電子配置 2s22p5
英語 Fluorine
原子量 19.00
同位体 19F
融点 -219.62℃
沸点 -188.12℃
密度 1.70g/l
比重
硬度 モース硬度
色、形状 淡い黄色
20℃、1atmでの状態 気体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:
293K(20℃):
500K:
800K:
フッ素(元素記号 F)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
フッ素(元素記号 F)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

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