ユウロピウム(元素記号 Eu)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

ユウロピウムはランタノイド系レアメタルの一つで、蛍光体の用途でよく使われる元素です。常温では銀白色をした固体で、バストネサイトなどから抽出・還元されて得られます。自然界の鉱物に含有する量は少ない元素ですが、月面にある斜長石には他の希土類よりも多くのユウロピウムが検出されたとの情報もあります。

元々はブラウン管テレビの赤色蛍光体として使われていましたが、近年は白色ダイオードのための添加材料としても用いられています。また、蛍光の強さ、寿命の強さを活かし、医学分野では放射性物質に変わる免疫反応用の試薬としても注目されています。

ユウロピウム(元素記号 Eu)が活用されている分野

  • ブラウン管
  • 有機ディスプレイの蛍光体
  • 蛍光インク
  • NMRシフト試薬
  • 磁性半導体
ユウロピウム(元素記号 Eu)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 4f76s2
英語 Europium
原子量 152.0
同位体 151Eu、153Eu
融点 826℃
沸点 1529℃
密度 5.26g/cm3
比重
硬度 モース硬度
色、形状 銀白色
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:
293K(20℃):
500K:
800K:
ユウロピウム(元素記号 Eu)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
ユウロピウム(元素記号 Eu)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

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