工順の意味

2024年6月3日更新

自動車業界で工順(読み方:こうじゅん)という場合、一般的な意味である工程の順序を意味する場合と、ある自動車の車型をどの工場で生産するかを意味する場合とがあります。後者は日産用語のひとつで、例えば日本工順といった場合、日本の工場で生産する車両であることを意味します。

自動車メーカーは同じ車種でも生産国が複数にまたがることがあり、どこで生産しているかを区別する必要がある際は工順は重要な情報となります。例えば、部品メーカーの視点であれば、自社部品が使われる工場によってそれがパススルーでの納入となるか、KDでの納入となるか、自社の現地工場から納入となるか、どのようなルートで納入すべきものかが決まってきます。また使用される工場が限定されているか否かも数量情報に影響するので、事前に確認が行われる項目です。

一般的な意味としての工順は、作業手順書や製造指示書にも反映させるべき内容で、製造するものの各工程がどういう順序で進んでいくかを示したものです。逆に言えばこれがわかっていなければ製品を作ることができないといえます。

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