DHLのトラッキングナンバーはどれか

2022年6月18日更新

国際宅配便であるDHLを使うとトラッキングナンバーと呼ばれる番号が発行され、これが分かると荷物が今どこにあるか追跡できますが、この番号はラベルにある数字のどれのことを指しているのでしょうか。

いくつかパターンがあるものの、下図がDHLのラベルとなります。下図の真ん中にあるWAYBILL 以降の10桁の番号がトラッキングナンバーになります。

DHLのトラッキングナンバー

この番号は、44 5555 6666 のように区切られていることがありますが、スペースなしにするとちょうど10桁です。この番号をDHLのサイトで入力し追跡をかけると(スペースありでも無しでも可)、荷物が今どこにあるかが分かります。

ラベルには必要な情報が余すところなく記載されており、貨物が何個口かに分かれている場合も、この図の例でいえば7箱中1箱といった記載が書かれています。またこのように箱が複数に分かれる場合は、着荷時に分納となることがありますが、どの箱が着荷したかも分けて調べることができます。

追跡の詳細はかなり細かく、以下の日時がわかります。

  • 荷物の集荷
  • DHL施設での搬送処理(国内)
  • 通関中、通関許可
  • DHL施設での搬送処理(海外へ向けて)
  • 荷受国側(輸入国側)に到着、通関中、通関許可
  • DHL施設での搬送処理(国内)
  • 宛先への配達中
  • 配達完了

あとから電子配送証明をウェブサイトからダウンロードすることもできます。

DHLは代表的な国際宅配便であり、送り主のドアから配送先のドアまで一貫して輸送してくれるクーリエと呼ばれるサービスですが、その便利さから個人用途、業務用途で多数使用されています。書類から小包まで幅広い輸送に使われますが、このトラッキングナンバーによる追跡が非常に便利です。

発送を依頼した相手に、トラッキングナンバー(tracking number)を教えてくださいといえば、番号か、上記のようなラベル情報をPDFなどでくれると思います。

これさえあれば、いちいち輸送業者や出荷元に今どこにあるのかというような問い合わせをしなくても、ウェブサイトでいつでも貨物の場所が確認できます。まだ出荷してなければいつ頃出荷するのかフォローもできますし、着荷を待っている人たちにも今どこにあるという報告ができます。

万が一貨物が届かないという場合の問い合わせにもこの番号は使いますので、出荷した相手からもらった情報は着荷まで保存しておく必要があります。

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