C&Rのビジネスでの意味

2022年7月17日更新

ビジネスでのC&R(読み方:シー・アンド・アール)というのは会社や業種によって意味がまちまちなところがありますが、いくつかのシーン別にまとめると下表のようになります。幅広い業種で使われる意味としては債権回収がもっとも一般的です。

略語でC&Rを使うことがある用語の意味
表現 内容
Check and Review 確認や評価・査定・実施した内容の振り返りを伴う行動や工程を意味する場合にも使われます。海外企業に対してそのまま使ってもまず通じません。
Collections and Recoveries 債権回収のことです。英語圏に本社があったり、子会社がある等の場合は社内でも使われるかもしれません。これはれっきとした英語の略称で、分野によってはよく使われます。
Call and Response 本来は、音楽の分野で観客が演奏者の呼びかけに応じることや、前の演者に呼応して後の演者がフレーズを継承していくタイプの演奏方法や楽曲の形式のことを言いますが、転じて、呼びかけに対して応答する、フィードバックの亜種として使われることがあります。
Convoy and Routing ビジネス用語としてこの意味が使われることはあまりなく、護送船団と経路設定のことです。商船やトラックを武装した一団が護送・護衛方法とそのルーティングのことを略した用語となります。

一種の社内用語と化していることも多々あるため、対外的に使う場合は略語だけでなく、正式な名称をカッコ付で記載したり、略称の使用を避けたりするほうが無難といえます。

スポンサーリンク

「C&Rのビジネスでの意味」の関連記事

>このページ「C&Rのビジネスでの意味」の先頭へ

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集