TS16949のコアツールとは

2012年11月05日更新
TS16949のコアツールとは 自動車業界向けのセクター規格であるTS16949のコアツールとは、製造における中核技法で、プロセスアプローチと並び、TS16949の審査では肝となる部分でもあり、通常は以下の5つの技法を指します。
APQP(エーピーキューピー)
先行製品品質計画のことで、どういうステップを踏んでものを生産していくのか、生産準備プロセス(生準)の技法のことです。
FMEA(エフエムイーエー)
故障モード影響分析のことで、欠陥を未然に、確実に防止することを目的とした技法です。
MSA(エムエスエー)
測定システム解析のことで、統計的手法に基づいた測定システムの許容誤差に関する技法です。
SPC(エスピーシー)
統計的工程管理のことです。統計的手法に基づいた工程管理ツールのことです。
PPAP(ピーパップ)
生産部品認証プロセスのことで、部品などを変更した際の変更管理に関する要求事項のことです。寸法を変更した、材料を変更した、製造番号だけが変わったなど様々な「変更」がありますが、これらを一定のルールの下で管理するための要求事項がPPAPです。

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