SW-Aの材質、引張強さなどの特徴|硬鋼線、硬鋼線材の材質、成分、比重、降伏点などの規格

2014年1月6日更新

SW-Aは硬鋼線A種とも呼ばれ、一言で言えば鋼の線となります。JISで規格化されている硬鋼線材を用いて、熱処理(パテンチング処理)の工程を経て、冷間加工(伸線)したものとなります。 硬鋼線のなかでは最も引張強さは弱くなります。とはいえ、線径が1mmのものでも1470から1720MPaほどの引張強度があり、細いほど強くなります。

あまり強度が求められる用途やバネの鋼線としての用途は少なく、金網や線材を用いた金属加工品などに使われます。

SW-Aは通常、素材として40カーボンの硬鋼線材を用いられていることが多い鋼線です。40カーボンに相当する硬鋼線材としては、SWRH37A、SWRH37B、SWRH42A、SWRH42B等が使われます。

線径の範囲は0.08mm以上10.0mm以下となり、線径が細いほど引張強度に優れます。

SW-Aの成分

SW-Aの成分については規定はなく、素材となる硬鋼線材に成分値が規定されています。

硬鋼線(SW-A)の機械的性質

SW-Aの引張強さ

SW-Aの引張強さ(N/mm2
標準の線径
mm
硬鋼線SW-Aの引張強さ
N/mm2
0.08 2110から2450
0.09 2060から2400
0.10 2010から2350
0.12 1960から2300
0.14 1960から2260
0.16 1910から2210
0.18 1910から2210
0.20 1910から2210
0.23 1860から2160
0.26 1810から2110
0.29 1770から2060
0.32 1720から2010
0.35 1720から2010
0.40 1670から1960
0.45 1620から1910
0.50 1620から1910
0.55 1570から1860
0.60 1570から1810
0.65 1570から1810
0.70 1520から1770
0.80 1520から1770
0.90 1520から1770
1.00 1470から1720
1.20 1420から1670
1.40 1370から1620
1.60 1320から1570
1.80 1270から1520
2.00 1270から1470
2.30 1230から1420
2.60 1230から1420
2.90 1180から1370
3.20 1180から1370
3.50 1180から1370
4.00 1180から1370
4.50 1130から1320
5.00 1130から1320
5.50 1080から1270
6.00 1030から1230
6.50 1030から1230
7.00 980から1180
8.00 980から1180
9.00 930から1130
10.0 930から1130
11.0
12.0
13.0

「JIS G 3521 硬鋼線」に規定のある材料記号

「JIS G 3506 硬鋼線材(2004年改訂)」に規定のある材料記号

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