SUH661(耐熱鋼)の成分、硬度、機械的性質

2013年3月20日更新

SUH661はクロム、ニッケル、コバルトの比率の高い耐熱鋼で、750℃までの高温下でのタービンロータ、ボルトやブレード、シャフトといった部材に使われています。ただし、このSUH661の規格は次回の改正時に廃止が検討されている仕様となっています。

SUH661の比重、密度

耐熱鋼には比重や密度に関する規定は4種類(SUH309、SUH310、SUH409、SUH409L)を除いてなく、基準となる比重(密度)は7.8前後となりますが、基本的には需要家とメーカーとの間で取り決めてよいことになっています。

SUH661の成分

SUH661の成分
耐熱鋼の種類・記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo W Co V N その他
SUH661 0.08から0.16 1.00以下 1.00から2.00 0.040以下 0.030以下 19.00から21.00 20.00から22.50 2.50から3.50 2.00から3.00 18.50から21.00 - 0.10から0.20 Nb:0.75から1.25

SUH661の機械的性質|熱処理、硬度、引張強さ、耐力、伸び

SUH661の機械的性質
耐熱鋼の種類 熱処理 耐力(N/mm2) 引張強さ(N/mm2) 伸び(%) 絞り(%) 硬さ(HBW) 適用寸法(mm)、径、対辺距離または厚さ
種類 記号
SUH661 固溶化熱処理 S 315以上 690以上 35以上 35以上 248以下 180以下
固溶化熱処理後時効処理 H 345以上 760以上 30以上 30以上 192以上 75以下

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