御影石の種類について

2011年6月17日更新

御影石は主として墓石や建物の外装、床材などに使われている石材です。天然のものは白系統から赤、緑、赤、黄、黒など世界各地にカラフルなものがありますが、共通しているのは大理石に比べて硬いという点です。これは耐侯性に優れているということでもあり、ビルの外壁に石材を用いる場合、ほとんどが御影石になります。また雨風にさらされることが前提の墓石についても、御影石が用いられます。硬度が硬いほか、耐酸性についても大理石よりはありますが、基本的に天然の石材は耐薬品性については他の工業材料に比べて強いというわけではありませんので、これらの薬剤を使う際は表面が薬品で焼けてしまわないかよく調べる必要があります。

また石材の表面には無数の穴があいてます。これらを埋めてしまうこともできますが、基本的にそのままの状態では程度の差はあれど吸水はします。

天然の石材は紋様の目が細かいもののほうが石材はしまっているため、吸水率も低く、特に国内では価値が高くなる傾向があります。金属よりも硬い石材ですが、これが劣化するメカニズムはきわめて単純で、水を吸うことが主要因になります。ただこの水による石材の経時変化、経時劣化は薬品などによっててすぐに腐食するというようなものではなく、長い時間をかけて劣化、風化していくという現象です。石材の表面にシーラーなどでコーティングすることで、水による劣化に進行を抑えることは可能です。

御影石の種類は、世界で数百種類に及び、貿易統計を見ても分かる通り、国によっては重要な輸出・輸入品目になっている材料です。現在のところ、世界の7〜8割の石材加工は中国で行われていると言われますが、中国が石材を輸入している国を見れば主要な産地も一目瞭然です。インド、ブラジル、中国、ノルウェー、南アフリカ共和国、ポルトガル、フィンランド等が世界での主要産出国と言えます。

日本では建築石材の分野よりは、墓石のほうが加工規模が大きいですが、海外ではこの限りではありません。建築や住居などに石材を使う習慣がある、いわゆる石の文化圏といえるからです。

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