ハステロイX|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度

2012年7月14日更新

高温環境での強度向上や耐酸化性、加工性を向上させたニッケル合金で、Ni-Cr-Fe-Moを主な成分とするタイプです。石油化学の分野で、応力腐食割れに強いことも知られており、ガスタービンエンジンや工業炉、化学品精製プラント、石油化学産業で使われる合金です。

ハステロイXの組成、成分例1
Ni 22%
Cr 9%
Mo 0.6%
W 18.5%
Fe 1.5%
Co 0.6%

成分が上記の場合の物理的性質は下記となります。

ハステロイXの物理的性質、機械的性質
密度 8.2 g/cm3
ヤング率 E/GPa 197
ずれ弾性率 G/GPa 75
降伏強さ Y/MPa 384
引張強さ T/MPa 775
伸び 43%
ハステロイXの組成、成分例2
Ni 47%
Cr 22%
Fe 18%
Mo 9%
Co 1.5%
ハステロイXの成分例2の場合の物性、機械的性質、熱伝導率、熱膨張係数、電気抵抗、融点、密度、弾性係数、引張強さ
電気抵抗(μΩ・cm)
剛性係数 77.6 kN/mm2
弾性係数 205 kN/mm2
引張強さ
密度 (g/cm-3) 8.22 g/cm3
融点(℃) 1355℃
熱膨張係数(20℃-100℃) 13.9 μm/m ℃
熱伝導率(23℃)(W m-1 K-1)

スポンサーリンク

>このページ「ハステロイX|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度」の先頭へ

加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
ニッケル合金の種類の一覧へ戻る

ハステロイX|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度についての関連記事とリンク

モネル400|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
モネルK500|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
ハステロイ|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
ハステロイB|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
ハステロイB-2|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
ハステロイC276|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
ハステロイC22|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
ハステロイX|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
ニクロム|熱伝導率、融点、組成、磁性、比熱
インコネル(X750、625、600、718)|成分、組成、強度、硬さ、比重、熱伝導率、耐熱温度
パーマロイ |透磁率、成分、用途
コンスタンタンとは|融点、抵抗、熱伝導率、引張強さ、機械的性質
ジュラニッケル
コバール|熱膨張係数、組成、成分
アルメルの組成、成分、融点、用途、熱伝導率、特性、比重、融点
クロメルの組成、成分、融点、用途、熱伝導率
インバーの物性、インバール36|熱伝導率、膨張係数、密度、融点、引張強さ
エリンバー合金、エリンバール

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集