FCAD1200-2の機械的性質、特徴について|オーステンパ球状黒鉛鋳鉄品、ADI鋳物の種類

2013年8月1日更新

FCAD1200-2は鋳物の一種で、規格として存在する鋳物ではトップクラスの強度、靭性をもつ材料の一つです。硬度はHBで341以上と、鉄鋼材料としては一般的なものですが、最小の引張強さが1200MPa以上となっています。これだけの強度を出すとさすがに伸びも低くなりますが、それでも最小で2%あります。加工性に難があるため、性能のわりにあまり目にすることがない材料かもしれません。

FCAD1200-2の成分、材質

成分の規定はなく、以下の機械的性質を満たしていることが規格材としては求められます。

FCAD 1200-2の機械的性質

FCAD 1200-2の引張強さ、耐力、伸び、硬さの規格上の規定
鋳鉄の記号 引張強さ
N/mm2
耐力
N/mm2
伸び
硬さ
HB
FCAD 1200-2 1200以上 900以上 2 341以上

「JIS G 5503 オーステンパ球状黒鉛鋳鉄品」に規定のある材料記号

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