工業系の業界団体のリンク集 | 砥石や研磨などの加工技術、工具、加工素材、工作機械、工業材料

2014年12月8日リンク更新

加工技術、機械、工業材料、砥石、研磨、工具、生産資材など「工業」やそれについての技術・研究に関係の深い業界団体の一覧です。規格の制定や、技術標準化、安全基準などを決めることもあります。一般に、工業系の業界団体の場合、その分野に強い企業専門家たちによる専門部会を有しています。業界団体のサイトでは、会員募集の案内や会員紹介、組織の紹介などがメインの内容になりますが、その分野の専門的な部分にまで踏み込んだわかりやすい解説を行っているサイトもあります。市場動向を調べたり、マーケティングや取引先を探したりするのに使われる他、一般向けの情報発信を行っているサイトに行けば、関心のある分野についての概要を学ぶこともできます。

砥石、工具、工作機械、産業機械の業界団体

研削砥石工業会
日本国内で研削砥石を製造しているメーカーの任意団体。研削砥石(WAやGCなどの一般砥粒を使った砥石車)のメーカー団体としては唯一のもので、研削砥石工業の発展のために作られた。昭和25年に設立され、現在47社の会員がいる。部会としては、ビト・レジ一般砥石部会、A角砥石部会、C角砥石部会、軸付砥石部会、オフセット砥石部会、切断砥石部会がある。
ダイヤモンド工業協会
ダイヤモンドホイール、CBNホイールやダイヤモンド工具・CBN工具メーカーの業界団体。工業規格リンクやダイヤモンド工具、cBN工具に関する生産金額、輸出入金額の推移などの統計情報がある。また規格についてはJISのほか、ダイヤモンド工業協会工業規格であるIDASについても公開している(ダイヤモンドドレッサ、コンクリート用コアドリルのダイヤモンドコアビット、ダイヤモンドバイトの形状及び寸法、ダイヤモンドガラス切り、ダイヤモンドやすり、ダイヤモンド伸線ダイス等)。また、関連分野での講演会や講習会の情報についても掲載されている。
研磨布紙協会
研磨布紙やフラップバフなどの研磨材メーカーの業界団体。研磨布紙とは、紙や布などの基材に接着剤をつけ、研磨材を付着させたシート状の工具を言う。一般に販売されているサンドペーパーもこの一種だが、当協会では用語の使い分けを推奨している。というのも、サンドペーパーの原義は紙やすりであり、現在のサンドペーパーは人造砥粒を用いる研磨布紙に分類されるものも出てきているが、元々は別のものだった。研磨布紙の構造についても詳しく書かれている。
日本工作機械工業会
略して日工会。工作機械メーカーの団体で、特に金属工作機械製造事業者を会員とする団体。国内最大にして世界でも有数の工作機械見本市であるJIMTOFを2年ごとに主催する。サイトではイベント情報、会員紹介のほか、税制を紹介している。生産品目別に会員が紹介されているため、探している工作機械メーカーが見つけやすい。
日本工作機器工業会
工作機械周辺機器メーカー(クラッチ・ブレーキ、ボールねじ、直線運動用案内、ツーリング、附属機器等)の業界団体。JISやISO規格の紹介のほか、団体規格(TES:Tooling and Equipment Standard)の一覧を掲載している。生産品目別に会員紹介がなされており、部分品として「クラッチ・ブレーキ」「ボールねじ」「直線運動用案内(リニアガイド)」「スピンドル」「軸継手」、工作物保持具(チャック、アクチュエータ、回転センタ、磁力チャック、保持具)、工具保持具(汎用ツーリング、NCツーリング、旋盤用ツーリング等)などの分類で掲載。
日本工作機械販売協会
日工販。工作機械の販売事業を営む企業を主な会員とする任意団体。工作機械の受注見通しや中古工作機械の売買情報についても掲載されている。工作機械や加工技術の知識をもった営業担当育成についても資格精度を整備してサポートしている。
日本工具工業会
切削工具や塑性加工工具のメーカー団体。部会として「ドリル」「フライス・リーマ」「歯切工具」「ねじ切り工具」「バイト」の分野に分かれている。工具工業会の機関誌「Myツール」を発行。最新号がダウンロードできる。 取扱品目別(穴あけ工具、穴仕上げ工具、ねじ加工工具、ブローチ、歯切り工具、フライスカッタ、バイト、切削工具)、五十音別に会員企業の検索が可能。統計資料として、特殊鋼工具品目別の生産、輸出、輸入の推移表も掲載している。
超硬工具協会
超硬工具そのものやその原料、加工業者を中心とした業界団体。会員には超硬工具メーカー、超硬合金の素材メーカー等が名を連ねる。規格としてはISO、JISのほかCIS(超硬工具協会規格)の一覧も掲載。
日本機械工業連合会
略して日機連。機械工業の振興や政府への意見表面、施策強力、機械工業の調査研究等を活動内容とする。
日本小型工作機械工業会
小型工作機械の製造に関する諸問題の研究や製造技術の向上をはかることを目的として作られた業界団体。機種としては、ホーニング盤もこちらに入る。会員向けに小型工作機械の出荷高統計や、金属工作機械統計などを公開。100年に一度のものづくりコンテスト(賞金100万円)等を主催。
日本機械鋸・刃物工業会
機械用の帯のこや丸のこ、機械刃物に関わるメーカー、取扱業者、原材料製造者、個人を会員とする業界団体。加盟企業の製造品目としては、金属剪断用刃物、合板用刃物、木工用鉋刃・丸カッタ、電動工具用鉋刃・丸カッタ、ルータービット、チッパーナイフ、製紙・繊維用刃物、製本・紙工用刃物、切断刃類、トムソン、シール、ロール刃、ダイヤモンドカッター、鉋胴、粉砕用丸刃・平刃、電動工具用丸のこ、刈払用丸のこ、超硬チップソー、ダイヤモンドチップソー基板、ホットソー、コールドソー、ダイヤモンドソー、製材用帯のこ、木工用ナローバンドソー、メタルバンドソー、メタルソー、丸ナイフ、焼入帯鋼などがある。
日本産業機械工業会
産業機械のメーカーを中心に構成された業界団体。産業機械とは、鉱山機械、化学機械、環境装置、動力伝導装置、タンク、業務用洗濯機、ボイラ・原動機、プラスチック機械、風水力機械、運搬機械、製鉄機械等のこと。会員の年間受注金額は、産業機械全体の90%に及ぶ。ボイラ・原動機部会、化学機械部会、環境装置部会、風水力機械部会、運搬機械部会の部会を持つ。
日本DIY協会
ホームセンター等を運営する小売、卸売、製造業によるDIYの業界団体。1980年に社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会としたスタートした。21世紀を見据えた“くらしを変える力 DIY”をスローガンに様々な事業を展開。同業界向けの資格であるDIYアドバイザーの実施機関でもある。

材料、素材、原料資材の業界団体

日本セラミックス協会
セラミックス産業と科学・技術の発展を目的に設立された業界団体で、100年以上の歴史がある。機関誌「セラミックス」の目次がサイトでも見られるようになっている。セラミックスは数ある「材料」のなかでも特に使用されている分野が多岐にわたるが、同協会のサイト内にある「セラミックス博物館」のコーナーで初学者にもわかるように利用分野と箇所が具体的に解説されている。なお、専門部会としては、基礎科学部会、資源・環境関連材料部会(原料部会)、陶磁器部会、ガラス部会、琺瑯(ほうろう)部会、セメント部会、エンジニアリングセラミックス部会、電子材料部会、生体関連材料部会がある。
日本琺瑯工業会
琺瑯(ほうろう)とは金属の表面にセラミックス質(ガラス質)の素材でコーティングした複合材料。当工業会はこの琺瑯製品の製造にかかわる企業による業界団体。会員数は22社。ほうろうに使われる金属の紹介(ほうろう用鋼板、鋳鉄、ステンレス、アルミナイズド鋼板、がルバリウム鋼板、アルミニウム、銅、金、銀)や、ほうろうの豆知識として構成や強み、作り方、使い方についてわかりやすく説明されている。
日本鉄鋼連盟
1948年に設立された鉄鋼メーカーと商社を構成員とする業界団体。鉄鋼の健全な生産、流通、消費および貿易を促進することを目的とし、調査研究や普及促進、標準化推進、取引合理化推進、情報収集、貿易振興、政府機関等への意見表明等を行っている。メーカー60社、商社56社および6団体が加盟する。サイトでは子供向けの鉄を学べるコンテンツや統計情報、鉄鋼の歴史等について紹介されている。
日本メタル経済研究所
銅や鉛、亜鉛、レアメタルその他の非鉄金属に関する国内・海外情報の収集・提供、調査研究や各種セミナー実施、内外の関係機関との交流を活動内容とする任意団体。非鉄関連メーカー。商社をはじめ、43社が会員となっている。
ステンレス協会
ステンレス鋼材のメーカー、商社、建材加工・流通、配管事業等の業種で構成された業界団体。ステンレスの特徴について技術的な内容に触れながら製法やケーススタディについても掲載されている。ほかに、会員企業の新製品紹介コーナーや、需要家団体へのリンク集、形状別にステンレスメーカーの検索ができるコーナー等がある。
新金属協会
日本希元素協会を母体とする社団法人で、新金属の調査研究や情報収集、講演・研究・見学会などを行う業界団体。シリコンやレアメタル(レアアース)の製造販売に関わる企業を会員する。専門部会としては希土類部会、シリコン部会、タンタル部会、ベリリウム部会、ジルコニウム部会、核燃料加工部会、軽水炉部会、ターゲット部会、ボンディングワイヤ部会の九つがある。学生向けの工場見学会も主催している。
潤滑油協会
車両用潤滑油(ガソリンエンジン油、ディーゼルエンジン油、2サイクルエンジン油、車両用ギヤー油)、工業用潤滑油(軸受油、タービン油、圧縮機油、冷凍機油、油圧作動油、工業用ギヤー油)、金属加工油剤(切削油、熱処理油、塑性加工油)、グリース、防錆油、電気絶縁油、ゴム配合油・プロセス油、流動パラフィン、印刷インキ油、離型剤等の製造販売に関わる企業で構成される業界団体。111法人を会員とする。潤滑油の基礎知識、見学会、試験分析方法などが学べる研修会も行っている。
日本アルミニウム協会
アルミニウムの地金、圧延・押出(二次加工)、加工・組立て(三次加工)、鋳造、鍛造、需要家、研究、貿易・売買にかかわる企業で構成される業界団体。以前の軽金属協会を継承して誕生。現在は136社、5団体を会員とする。就職希望の学生と企業をつなげるためのインターンシップ掲示板や、アルミニウム材料データベース、アルミニウム相談コーナー、アルミの利用(自動車、アルミ缶、建築構造、建材、アルミ箔、健康)等の記事のほか、自動車のアルミ化についての最近の動向についても伝える。
日本アルミニウム合金協会
アルミニウムの製造工程のうち、ボーキサイトから抽出したアルミナを用いて新地金を用いる第1次製錬・精製ではなく、工場やアルミニウム製品から発生したスクラップを主原料としてアルミを製造する「アルミニウム第2次製錬・精製」を事業とする企業の業界団体。「アルミニウム合金地金製造工程における6価クロム含有皮膜の挙動」等についての情報が公開されている。
日本GRC工業会
ガラス繊維補強セメント(不燃性、曲げ強度、衝撃強度、靭性、軽量、デザインの自由度に特徴)の製造開発に関わる企業の団体。建築用、土木用、産業用など幅広く分野での研究・開発・事業発展を目指して作られた。GRCの用途、製造方法、物性、施工事例、技術資料などが公開されている。
日本接着剤工業会
国内唯一の接着剤メーカーの全国組織・団体。ノンホルムアルデヒド登録製品、4VOC基準適合製品、認定済み製本用難細裂化ホットメルト接着剤等の検索が出来る。接着剤に関するJIS原案、日本接着剤工業会規格(JAIA)を制定する機関でもある。正会員は96社。接着剤の種類別に生産統計についても掲載(ユリア樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、溶剤形接着剤、水性形接着剤、ホットメルト形接着剤、反応形接着剤、感圧形接着剤)。
日本チタン協会
世界でもっとも歴史ある金属チタンの業界団体。チタン材料のうち、スポンジチタン、チタンインゴット、展伸材(板、条、箔、線材、管、鍛造品など)、鋳造品、粉末成型品、加工製品(ファスナー、ボルト、ナット、釘、バルブ、配管継手、加工処理、製缶・組立て工事、スクラップ等に関わる企業を会員に持つ。探しているチタン材別にメーカーをリストアップした表を公開している。またチタンの物性(基本特性、材料特性、耐食性、溶接特性)についてのExcelファイルが閲覧可能。チタンコンサルタントによる相談にも応じる。
日本マグネシウム協会
軽金属に分類されるマグネシウムの製造・開発・販売に関連する企業・団体の協会。マグネシウムは他の材料、特にアルミニウムをベースにした合金への添加材料としての利用が約半分とされる。他の材料と比較した場合の物性や特性についての解説が載っている。刊行物の案内やマグネシウム材料特性データベースも公開されている。機関誌「マグネシウム」を発行。
強化プラスチック協会
FRP(強化プラスチック)に関わる企業、研究者、ユーザーによって構成されている団体。会員総数は225。FRPだけでなく、ACM(先端複合材料)も対象範囲としている。機関誌「強化プラスチック」を発行。
炭素繊維協会
国内の炭素繊維メーカーを会員とする業界団体。1978年、炭素繊維懇話会として発足し現在に至る。会員数は10社。炭素繊維業界の発展に貢献することを目的とし、標準化の推進、複合材料セミナーの企画・運営、炭素繊維のLCAの研究、統計情報の集計、情報収集、用途分野の調査研究、リサイクルの用途開発などを行う。
日本石材産業協会
全国1000社以上のネットワークを持つ石材産業にかかわる事業者のための業界団体。採石業、石材加工業、墓石小売業、建築石材業、石材輸入・石材卸業など「石」に関わるすべての業種で構成された石材業界の団体。加盟店の検索や発刊の案内、ニュースの発信のほか、石材産地証明書の発行もしている。
日本建築石材工業会
建築用石材のメーカーや施工業者、販売会社等を会員とする業界団体。建材として用いられる石の種類・性質について写真つきで紹介されている。建築石材アドバイザー資格認証試験を実施する団体でもある。ホームページから石種別施工例のダウンロードが出来る。
板硝子協会
建築、自動車、車両用などの板ガラスのメーカー団体。現在はこの分野の大手3社である旭硝子(株)、日本板硝子(株)、セントラル硝子(株)を会員としている。板ガラス、強化ガラス、合わせガラス、複層ガラス、安全ガラス等の輸出入・生産についての統計を掲載している。板ガラスについてのJIS規格の制定改正に関与する。
硝子繊維協会
FRPの材料としても使われるガラス繊維(グラスウール)の製造を行うメーカーを会員とする業界団体。断熱材として競合となる発砲プラスチック、ロックウール、セルローズファイバー等との優位性についても書かれている。豊富な情報が掲載されており、建築・建材関係者向けに「グラスウールは結露の原因になる」「発ガン性がある」「発砲プラスチック系断熱材のほうが断熱性がよい」などの誤解をとくためのコンテンツ、安全性、特性(不燃性、断熱性能、耐久性、経済性、吸音性、環境への配慮)等についても詳しく書かれている。短繊維、長繊維に分けられる。
電気硝子工業会
照明や電子製品に使われるガラスを製造するメーカーで構成された業界団体。照明用ガラス、フラットパネルディスプレイ(FPD)、ブラウン管用ガラスなどを対象製品とする。会報誌「電気ガラス」を発行。統計や電気ガラス品目別統計を公開。
ニューガラスフォーラム
ニューガラスとは、ガラスが本来持っている性質を超えた高機能ガラスのことで、主にオプトエレクトロニクス、ディスプレイ、ストレージ、バイオ、環境、新エネルギー等の産業分野で活躍する素材のこと。こうしたガラス素材の開発、製造に関わる企業を会員とする団体。ガラス産業にかかわる人材育成の講習会・講演会・研究会の開催、機関誌の発行やガラスデータベースなどによる情報発信を行う。ガラス特性の測定方法についての記事が公開されている。
日本建築材料協会
全国規模の建材業界の総合団体。建材製造会社・販売会社・施工会社等あらゆる建材関係会社を会員とし、その数は約300社になる。会員企業の業種としては、仮設材及び建設用機械器具、鋼材及び鋼材二次製品、セメント、コンクリート及び組積材、防水材、石材、タイル及びテラコッタ、建築金物・建具、屋根及び外装材、左官材、硝子、合成樹脂材、接着剤、塗装材、内装材、家具、住宅用設備機器・システム、建物保全・防災機器、環境保全・医療福祉材、木材及び木質建材、景観材・土木用資材、輸入住宅・部材、建設ソフト・システム等になる。ホームページ内では業種別の会員企業を表示できる。
全国ヒューム管協会
ヒューム管は、発明者のヒュームの名を冠した農業水利や下水道用などの管として使われるコンクリート製品で、正式名称は遠心力鉄筋コンクリート管といいます。近年では、電気通信などに欠かすことの出来ない地下ケーブルの保護用にも使われています。同協会は66社を会員とするヒューム管の業界団体。
石灰石鉱業協会
石灰石・石灰岩は年間生産量は全国でおおよそ1億7千万トンで、その半数がセメントの用途。また全体の20%程度がコンクリートの骨材用途、5%が道路用骨材、13%が鉄鋼(高炉にコークスや鉄鉱石と共に入れることで鉄原料の不純物と反応しスラグを作る)となっている。同協会はこうした石灰石の鉱山を持つ企業を会員とする。
タングステン・モリブデン工業会
別名タンモリ工業会。タングステン、モリブデン原料の製造や製品の取扱業者、加工業者、取り扱い商社、設備製造業等で構成される業界団体。タングステン、モリブデンそれぞれについて性質や用途についての解説がある。また、タンモリ工業会規格(TMIAS)やJIS規格の一覧、統計資料(鉱石埋蔵量、出荷推移)が公開されている。
ニッケル協会
世界のニッケル生産者が設立したニッケル開発協会(NiDI)とニッケル生産者環境研究協会(NiPERA)が統合して作られた業界団体。全世界のニッケル生産量の90%を生産する企業で構成され、日本からは5社が加盟。ニッケルが添加されるステンレス鋼についての解説資料、会報「ニッケル(NICKEL)」の全文が読めるようになっている。
日本鉱業協会
金、銀、銅、鉛、亜鉛、ニッケル等に代表される非鉄金属の 鉱業・製錬業の団体。機関誌「鉱山」を発行。非鉄金属や鉱物資源の安定した供給や新材料の開発、リサイクル等に取り組む。
日本伸銅協会
伸銅品の製造にかかわる企業を主な会員とする業界団体。銅地金・伸銅品の関税率や統計情報、日本伸銅協会JCBA技術標準一覧などを掲載。伸銅品とは、「銅」だけでなく銅に亜鉛を加えた「黄銅(真鍮)」、すず及びりんを加えた「りん青銅」、ニッケル及び亜鉛を加えた「洋白」などの銅合金を、溶解、鋳造、圧延、引抜き、鍛造などの熱間又は冷間の塑性加工によって板、条、管、棒、線などの形状に加工した製品の総称。
日本銅センター
国内銅産業の3団体(日本鉱業協会、日本伸銅協会、日本電線工業会)と国際銅協会(ICA)を会員とする組織で、銅の特性や機能についての情報を広く発信することを目的として作られた団体。銅の性質、例えば、レジオネラ菌に対する抗菌効果や、0-157に対する抗菌、クリプトスポリジウムに対する抗菌効果、安全性、リサイクル性などについて一般向けにわかりやすく書かれている。また充実したQ&A集がある。水道用銅管の普及を目指した専用サイトも作っている。
シリコーン工業会
シリコン製品の製造販売を行う企業によって構成された業界団体。構成企業は信越化学工業株式会社、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社、東レ・ダウコーニング株式会社、旭化成ワッカーシリコーン株式会社、チッソ株式会社の5社。シリコンとはケイ素と酸素から構成されたシロキサン結合を骨格とするポリマー。耐熱・耐寒性、耐候性、電気絶縁性、化学的安定性、撥水性、消泡性、離型性に優れる材料。
日本ゴム工業会
ゴムやゴム製品の製造に関わる企業により構成される業界団体。129社を会員とする。ゴム製品統計、講演会などの情報を掲載。JRMA T 0301「ゴム製点字ブロック」を発行する。会員企業の業種としては、タイヤ・チューブ類、履物類、工業用品類、再生ゴム、合成ゴム、免震ゴム、ゴム引布、食品医療用品等。
セメント協会
セメント製造メーカー18社を会員とする業界団体で、1948年に設立。ポルトランドセメント及び同系に属する各種セメントの生産、流通及び消費の増進並びに改善を図ることを目的とする。サイト内にはセメント、コンクリート、セメント系固化材の用途、種類、製造工程などの解説がある。受託試験の案内やセメント産業、統計情報、会員であるセメントメーカーの工場を取材した記事などの情報がわかりやすく公開されている。

加工業、施工業の業界団体

日本金属プレス工業協会
金属プレス製品製造業者の団体を会員とする業界団体。鋳造・鍛造・金属プレス・粉末冶金の4業種あり、これらを加工する企業やその団体で構成される。金属プレス加工の統計データや協会行事を掲載。
日本鍛圧機械工業会
鍛圧機械の製造や販売等に関わる企業の業界団体。製造品目としてはサーボプレス、機械プレス、油圧プレス、フォーミングマシン、シャーリング、プレスブレーキ、パンチングプレス、レーザ加工機、プラズマ加工機などの金属加工機械とその自動化装置、安全装置、部品金型サービスを含み、正会員73社で構成されている。
日本硬質クロム工業会
工業用硬質クロムめっき業者による団体。めっき関連用語、試験・検査法、クロムめっきの方法や素地、用途・厚さ等の技術情報も公開している。研修会では「クロムめっきにおける6価クロム問題についての解説」等をテーマにしている。
全国鍍金工業組合連合会
略して全鍍連(ぜんとれん)。電気めっき工業の事業者や工業組合のための業界団体で、1607社で組織されている。環境対策についての法案の解説や運用等のコンテンツが充実している。いわゆる塗膜といわれる方法についての分類された解説があり、電気めっきのほか、無電解めっき、化成処理、真空めっき(PVD、CVD)、溶融めっき、電着塗装、陽極酸化、塗装、溶射、表面硬化、コーティング、ホットスタンプの利点と欠点について述べられている。また電気めっきの種類として「銅−ニッケル−クロム」「プラスチックめっき」「金めっき」「銀めっき」「ロジウムめっき」「パラジウムめっき」「白金めっき」「黒色クロムめっき」「亜鉛めっき(黒色クロメート」「黒色ニッケルめっき」「黒色ロジウムめっき」「古美仕上げ」「電鋳」「亜鉛」「亜鉛−鉄合金めっき」「亜鉛−ニッケル合金めっき」「錫−亜鉛合金めっき」「カドミウムめっき」「工業用硬質クロム」をあげ、それぞれについて特色が説明されている。
全日本板金工業組合連合会
板金には、建築板金(屋根、外壁、雨樋、厨房用金物、ダクト、天蓋、排気筒、内壁などをつくり、取り付けまでを行う)と工場板金(自動車、飛行機のボデー、キュービクル等を製造)がある。全板連とは、建築板金の事業者で構成された組合を会員とする全国組織。
日本溶射工業会
溶射技術の普及、規格の制定、PR等を行っている業界団体で、溶射施工業者と、溶射装置や溶射関連材料販売業者が会員となっている。会員企業は、労働省認定の溶射技能士325名、日本溶射協会認定の溶射管理士264名を擁する。溶射とは、セラミックスや金属を溶かして対象となる物体に吹き付けて膜にする技術。大別すると、ガス式溶射(フレーム溶射、高速フレーム溶射)、電気式溶射(アーク溶射、プラズマ溶射、線爆溶射)がある。サイトではこれらの技術についても解説がある。
日本鍛造協会
鍛造業にかかわる加工業・製造業の業界団体。鉄鋼材料を加熱してハンマやプレス機で鍛造することで、成形と同時に金属組織を緻密に強靭にすることができる。鍛造加工にはいくつか分類方法があるが、会員リストでは自由鍛造、型鍛造、ローリックといった分類がされており、温度形態も熱間、温間、冷間と分けられ、製品単重の最小値と最大値が掲載されている。自動車、産業機械、建設機械、作業工具、船舶、航空機、農業機械等に使われる。
日本鋳造協会
鋳造とは、型に溶かした金属を流し込んで加工する方法。銑鉄鋳物は鉄と黒鉛の複合材料で、硬さと粘り強さのバランスが良い材料として知られる。銑鉄鋳物メーカーを中心に、原材料・副資材・鋳造機械等鋳造に関わる幅広い業種の企業が参加する業界団体。鋳造企業の会員が803社、関連企業で185社が会員となっている。鋳造の約半数が自動車用途。自動車の部品としてシリンダーブロック、クランクシャフト、カムシャフト、エキゾーストマニホールド、オイルポンプハウジング、ブレーキロータ等が鋳造により製造されている。他に、旋盤のベッド(工作機械)、土木建設機械用、射出成形機用、家庭用・汎用電気機器、鉄道車輌、船舶、鋳鉄管、景観鋳物、連続鋳造棒、日用品に使われる。
日本鋳鍛鋼会
鋳鋼・鍛鋼品メーカーや関連分野の企業84社で構成される業界団体。日本鋳鍛鋼会規格(JCSS,JFSS)を制定。機関紙「鋳鋼と鍛鋼」を発行。いかにして鋳鍛鋼品ができるかまとめた冊子「ものづくり」を閲覧できる。鉄鋼材料は、鉄鉱石の状態から銑鉄を経て、精錬し、強度の高い鋼になる。さらにここから用途に応じて鋼の塊を成形してはじめて「鉄鋼」として使えるようになるが、この成形工程は大別すると「圧延」「鋳造」「鍛造」の3種類ある。板や棒などには圧延がよく使われるが、複雑な形状のものには鋳造や鍛造が使われる。これらを鋳鋼品、鍛造品という。
日本ダイカスト協会
ダイカストに関する生産、技術等の調査研究、検査及び証明、規格の立案及び標準化等を行う業界団体。会員はダイカスト製品の製造業(個人、法人)193社、賛助会員142社によって構成されている。ダイカストとは鋳物の一種だが、ハイサイクルで大量の生産できる点や鋳肌が優れ、高精度である点を特徴とする製法。サイトでは、環境保全セミナーや亜鉛合金ダイカストの品質証明制度等についても紹介されている。ダイカスト会議で発表された論文のタイトルが閲覧可能。
日本ダイカスト工業協同組合
ダイカスト事業者の協同組合で、資材・副資材の共同購入や共同受注、事業資金貸付、情報提供、技術知識の普及等を実施する。 会員総数は138社になる。アルミニウム・非鉄金属・アルミニウム合金ダイカスト製造業・金型・部分品・附属品製造業を行う小規模の事業者を主な組合員とする。
日本金属熱処理工業会
1948年に設立された熱処理業者の全国団体。熱処理とは「焼きならし・焼きなまし」「焼入れ・焼き戻し」「浸炭焼入焼戻し」「高周波焼入焼戻し」「窒化軟窒化」「真空熱処理・浸硫等焼入焼戻し」に分類され、用途としては、一般機械、電気機械、輸送機械、精密機械、金属製品などがある。会員数は297、各地区組合のページでは加工種別に企業が検索できるようになっている。
全国ビルメンテナンス協会
ビルメンテナンス業といわれる業務の範囲は広く、管理業務、保安警備、建物設備の保全、設備管理、清掃を中心とした環境衛生・管理業務に大別される。ビルクリーニング・ビル設備管理技能検定試験を実施。各地区別にあるビルメンテナンス協会のそれぞれの会員事業者の検索ができる。
マイクロマシンセンター
略してMMC。マイクロマシン・MEMS等のマイクロナノ分野に係る基盤技術の確立を図ることを目的とする組織。MEMSの関連企業を構成員とするMEMS協議会を傘下に置く。MEMSデバイス(インハウス)、MEMSデバイス(ファンドリー)、製造装置・計測機器、設計解析ソフト、MEMS応用製品の開発や製造にかかわる企業が会員となる。他に、MEMS講習会や、微細受託加工を請け負うMEMSファンドリーサービスの各社窓口や加工内容一覧を紹介している。

工業製品、各種部品製造業、装置機器メーカーの業界団体

日本金型工業会
統計データのほか、金型メーカーを探すときに便利な企業検索が可能。探している型種や地域、単語などから検索できる。正会員として241社、賛助会員として78社を擁する。部会として、プラスチック型、ガラス型、プレス型、ダイカスト型、ゴム型、鍛造型、鋳造型の専門部会がある。
日本精密測定機器工業会
マイクロメータ、ノギス、ダイヤルゲージ、ゲージブロック、ゲージ、形状・粗さ測定機、空気マイクロメータ、電気マイクロメータ、三次元測定機、デジタルスケール、測定基準具などの開発・製造を行う企業の業界団体。製品別に会員企業が分類されており、探しやすい。団体として、日本精密測定機器工業会規格(JMAS)を制定している。
日本水晶デバイス工業会
水晶振動子、水晶発振器、水晶フィルタ、SAWデバイス、光デバイス、人工水晶の製造開発メーカーの業界団体。
日本歯車工業会
1938年に設立された歯車工業に関する業界団体。 研修会の実施や規格制定、広報活動等を行う。JIS、ISOの歯車に関係する規格の一覧のほか、日本歯車工業会規格(JGMA)についても一覧で紹介されている。組織内に、ISO、JISの審議委員会をもち、歯車精度、歯車用工具、用語、歯車の転位、検査規格、歯車強度、ウォームギヤの規格、歯車装置、高速歯車ユニット、潤滑油の負荷能力試験法、ベベルギヤ、材料、マイクロピッチングをテーマとして持つ。
日本分析機器工業会
分析機器を製造する企業やその流通販売に関わる企業を会員とする業界団体。正会員117社を擁する。分析機器とは、電気化学分析装置、光分析装置、電磁気分析装置、分離分析装置、分解・蒸留・分離・濃縮装置、熱分析・熱測定装置、専用測定装置、大気汚染分析装置、水質汚濁分析装置、悪臭分析装置、室内環境分析計、測定対象別分析計、多目的分析計、検査室用検体検査装置を含む。
日本顕微鏡工業会
顕微鏡とその部品の製造や販売にたずさわる企業の業界団体。会員の取り扱う製品リストが見やすく整理されている。生物顕微鏡、工業用顕微鏡だけでも、機能から、明視野のみ、移位相差、微分干渉、蛍光【落射】、倒立顕微鏡、レーザ顕微鏡、反半導体用光学装置と細分化されている。他にレンズ系試作、ミクロメータ、光学部品、特殊光学レンズ、テレセンレンズ、ズーム対物レンズ、顕微鏡対物レンズ、偏光顕微鏡、測定顕微鏡などの品目別の企業が紹介されている。工業会の活動には、顕微鏡関連のJIS原案作成、顕微鏡工業会規格(MIS)の制定やISO/TC 172/SC 5 Microscopesの国際標準(ISO)の審議・原案の作成も含まれている。正会員23社。
日本医用光学機器工業会
医用光学機器の製造や販売に携わる企業の業界団体。中に、内視鏡部会、医科機器部会、眼鏡部会を擁する。会員数は25社。眼鏡部会の作成した「メガネを快適に使うための取扱ガイド」が閲覧できる。
日本光学工業協会
主に光学機器の製造にかかわる「業界団体」を会員とする工業会。国家技能検定(技能士)である「光学機器製造:光学機器組立て作業」と「光学機器製造:光学ガラス研磨作業」の実施支援も行う。 ISO/TC172(光学及びフォトニクス)の国内審議団体として活動している。会員となっている7つの工業会は、カメラ映像機器工業会、日本顕微鏡工業会、日本測量機器工業会、日本望遠鏡工業会、日本光学測定機工業会、日本写真映像用品工業会、日本医用光学機器工業会である。
日本工業炉協会
工業炉の製造事業を営む法人を主な会員とする業界団体。工業炉とは、燃焼炉、バーナ、抵抗炉、誘導加熱、アーク炉、真空炉、ニューセラミック炉、オールドセラミック炉等を指す。生産品目別に会員企業を探すことができる。機関誌「工業加熱」の目次が公開されている。
日本ばね工業会
ばね製造関連企業を会員とする業界団体。 圧縮コイルばね、引張コイルばね、ねじりばね、線細工がね、薄板ばね、皿ばね、スプリングワッシャー・サークリップ、熱間成形コイルばね、非接触形ぜんまい(時計ばね)、接触形ぜんまい(定荷重ぜんまい)、懸架用重ね板ばね、スタビライザーなど生産品目別に登録企業を探すことが出来る。JIS規格の制定と改定のほか、ばね工業会規格(JSMA規格)も制定する。
日本ねじ工業協会
ねじ製造業界を代表する公益法人。会員総数194社。会報「ねじ」を発行する。協会によれば、国内のファスニング産業は、総数約3000社、年産約1兆円のねじメーカーと、約400社(年商約4500億円)のねじ流通商社から成り立つ。
日本硝子製品工業会
ガラス容器類、ガラス食卓・台所用品類、理化学・医学用ガラス等の製造に関わる企業の業界団体。板ガラス、グラスウールについては別に団体があるため、これらは除く。76社を会員とする。クリスタルガラスの定義、強化ガラスについての解説を掲載している。部会としては、びん、食器、照明用ガラス、素材・理化学・医療用ガラスに分かれている。
日本表面処理機材工業会
表面処理に用いる機材(電気めっき・無電解めっきに必要な研摩材、電源装置、めっき薬品、金属表面処理装置、金属表面処理用排水処理装置、及び同関連機器等)の製造に関わる企業を中心に組織された業界団体。イベントや出版案内などの情報が掲載されている。
日本電線工業会
電線の製造事業者やその協力者等で構成される業界団体。電線の種類や用途や電線産業について詳しく書かれた記事がある。また、日本電線工業会規格であるJCSの制定を行う。
日本粉体工業技術協会
粉体に関する鉱工業技術に携わる法人・個人によって構成された社団法人。企業としては、粉体機器・装置などの製作販売、材料・化学・食品・薬品・鉱業などの粉体を取り扱う企業、建設・エンジニアリング事業などの粉体技術に関係する企業が名を連ねる。またJIS Z 8901 試験用粉体・ダストに基づくAPPIE標準粉体(ACダスト・検定用粒子)の製造販売も行う。毎年開催される粉体工業展の主催者者でもある。粉体の受託加工を依頼したい場合、内容別に会員企業が探せるようになっている。
日本航空宇宙工業会
航空宇宙機器の製造・修理に関わる企業の工業団体。152ページに及ぶ会員企業のプロフィール(PDFファイル)には、航空機、宇宙機器のどのような分野に関わりがあるのか生産品目の一覧が掲載されている。日本の航空機工業の資料集や、航空機の生産実績の統計情報についても載っている。
日本建設機械工業会
建設機械やその部品製造会社、建機関連産業会社で構成された業界団体で、会員の売上合計は建設機械産業の97%を占める。トラクタ、キャリア、油圧ショベル、油圧クレーン、クローラクレーン、クローラテレスコ、タワークレーン、トラック搭載型クレーン、高所作業車、アスファルトフィニッシャ、締固機械(コンパクター)、コンクリートポンプ、コンクリートプラント、推進機械、シールド機械、基礎機械、コンプレッサ、ドリル、油圧アタッチメント、自走式リサイクル機械といった会員企業の製造機種別の専門部会がある。
日本自動車工業会
略して自工会。自動車メーカーの業界団体。部品メーカー進出状況データベース、車の税金についての提言、一般向けの自動車産業の概説や車と安全や情報化等のコンテンツを公開。統計速報(自動車生産、輸出、海外生産、福祉車両)、車種別に集計期間を指定した検索を行えるデータベースはメーカー別に台数が表示される。自動車統計月報のほか、裾野産業が広く、膨大な数の製造事業に影響を及ぼすといわれる自動車の需要見通しも発表している。JAMAGAZINE、JAMAレポートを発行。定期的に市場動向調査の報告書を掲載。日本自動車会館内に、自動車図書館も保有。自動車雑誌や過去10年分のカタログを揃えている。
日本自動車部品工業会
自動車用の部品メーカーを主な会員とする業界団体。 会員企業の自動車部品出荷額は13兆円を超えるとされる。 月刊「自動車部品」を発行。自動車部品とは、品目別に分類すると、ゴム製タイヤ、自動車用の鉄鋼製シャシばね・ばね板、自動車用の取り付け具(卑金属製)、ピストンやその部品、カーエアコン、ろ過器、ジャッキ・ホイスト、車両用の逆止弁、伝導軸・軸受箱、ガスケット・メカニカルシール、内燃機関用電気部品、自動車用照明機器、自動車用拡声器、ラジオ・カーステレオ、電球類、点火用敗戦セット・その他のセット、原動機付シャーシ・車体、モーターバイク部品、時計(車両用)、自動車用腰掛け等がある。
自動車部品会館
自動車部品の宣伝・啓蒙を行う団体で、自動車部品のショールームを運営しており、見学ができる。エンジン部品、電装品・電子部品・計器、駆動・伝導・操縦装置部品、懸架・制動装置部品、車体部品、用品別に100社を超える自動車部品メーカーの製品を見ることが出来る。
日本自動車車体工業会
トラック・バンの荷台架装やバス車体、トレーラや各種特装車の製造会社で構成する工業会。主に自動車車体の製造や改造・特装車、トレーラの製造・改造などを行うメーカーを会員とする。部会は、機種別に分かれており、バス、トラック、特装、小型、特種、トレーラ、バン、資材となっている。燃性内装材やノンステップバスの認定基準を満足した防滑床上張り材等の素材登録を行っており、サイト内で、アクリル、木綿、ナイロン、塩化ビニール、ウレタンフォーム、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等種類別に閲覧可。
日本自動車内装品工業会
自動車の内装品の開発・製造を行うメーカーを中心とした団体。33社の会員企業がある。自動車の内装品は、エンジンルーム、シート、ドアトリム、インパネ、パッケージトレイ、トランクルーム、フロアカーペット、ヘッドライニングルーフ、外装、その他等に及ぶ。
日本自動車タイヤ協会
自動車タイヤ(自動車用タイヤ、建設車両用タイヤ、産業車両用タイヤ、農業機械用タイヤのメーカーにより構成された業界団体。会員企業は、ブリヂストン、住友ゴム、横浜ゴム、東洋ゴム、日本ミシュランタイヤの5社となっている。自動車タイヤの国内需要見通しや販売本数などの統計情報を公開。一般向けにキャンピングカーのタイヤ点検やタイヤの空気圧点検についての啓蒙活動もしている。
日本オートケミカル工業会
ブレーキ液・不凍液・ワックスをはじめとする自動車用化学製品(エンジンオイルやグリス関係は別の団体があるため除く)のメーカーや輸入業者を会員とする工業団体。オートケミカル製品は、大別すると、組付用ケミカル、補修用ケミカル、ワックス類、クリーナー類、ガラス用クリーナー類、防錆剤、添加剤、芳香消臭脱臭剤、帯電気防止剤、パンク修理剤等に分類される。
日本鉄道車輌工業会
鉄道車両メーカーや、そこに搭載する電気機器のメーカー、そのほかの機器部品メーカー、一般部品メーカー、鉄道関連メーカーや鉄道車両の維持補修関連を事業とする企業で成り立つ業界団体。鉄道車両製造事業の振興・技術研究・協力・知識普及等を目的としている。JRIS規格一覧、生産推移統計、製造中止予告、鉄道事業者のリンク集等が掲載されている。
日本ベアリング工業会
ベアリング(転がり軸受及び同部品)のメーカーで構成される業界団体。対象製品は、ラジアル玉軸受、スラスト玉軸受、その他の玉軸受、円筒ころ軸受、円すいころ軸受、球面ころ軸受、針状ころ軸受、その他のころ軸受、軸受ユニット、リニア軸受、球面すべり軸受、ベアリングの内部に使われている玉、ころ、保持器、プランマブロック、止め輪、アダプタ、シール(シールド)となっている。機関誌「ベアリング」を発行する。統計情報や会員企業の海外進出状況の情報も公開している。またベアリングの専門用語の英和辞典がダウンロードできる。
日本半導体製造装置協会
半導体(集積回路)を製造するために用いられる装置やフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置のメーカー、関連団体、個人で構成された全国団体。対象となっている製品としては、半導体設計用装置、マスク・レチクル製造用装置置、ウェーハ製造用装置、ウェーハプロセス用処理装置、組立用装置、検査用装置、半導体製造装置用関連装置、液晶パネル設計用装置、マスク・レチクル製造用装置、ガラス基板製造用装置、パターン形成プロセス用装置、カラーフィルタ製造用装置、パネルプロセス用装置、検査用装置、液晶パネル製造用関連装置となっている。教育セミナーや刊行図書の案内や半導体やLCDの製造工程についてやさしく書かれたコンテンツを公開。

エネルギー関連産業の業界団体

電気事業連合会
国内の10電力会社を会員とする電気事業者の業界団体。会員は、一般電気事業者となる北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力。電気事業に関する啓蒙や情報収集、調査研究や意見の表明等を目的に設立された。
電池工業会
電池メーカーの業界団体。電池及び電池器具に関する調査研究、環境保全、再資源化、品質性能及び製品安全に係わる施策の推進等を主要な活動内容とする。正会員17社と賛助会員65社で構成される。電池の種類には、使いきりで充電できない一次電池と、充電して繰り返し使うことが出来る二次電池があり、会員企業の取扱品目は、一次電池としては、マンガン乾電池、アルカリ乾電池、ニッケル乾電池、酸化銀電池、リチウム電池、空気電池等があり、二次電池としては、自動車用鉛蓄電池、産業用鉛蓄電池、EV用鉛蓄電池、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等がある。
全国石油協会
石油販売業界の健全な発達と消費者の利益保護を目的に設立。ガソリン、軽油、灯油の品質確保のための事業を行う。会員は、各都道府県の石油業協同組合、石油商業組合、石油販売を営む個人(法人)で構成されている。
石油鉱業連盟
石油鉱業の健全な発展を図ること」を目的に創設。国内外における石油・天然ガス開発を促進する企業を会員とする。加盟の各企業は、国等の示す基本政策のもとで、民間主導による自律的な探鉱・開発活動等を積極的に進めている。
石油連盟
石油精製・元売会社、原油の輸入・精製、石油製品の全国的な販売を行っている企業の団体で構成される産業団体。構成会員は14社。石油バランスや原油国別・油種別輸入、LPガスの需給、石油備蓄日数、都道府県別販売実績などの月別統計情報も閲覧することができる。

住居・住宅関連・住宅設備・建材の業界団体リンク

住宅生産団体連合会(住団連)
住宅メーカー、ハウスメーカーとその関連団体で構成されている国土交通省所管の業界団体。サイトでは活動報告、住宅関連統計、政策提言や行政関連の要望案など会員向けを中心ととした各種情報を掲載している。
プレハブ建築協会
プレハブ建築の建設や販売、その部品の生産販売、プレハブ建築用の建設機械の生産販売を行う法人を会員とする任意団体。プレハブ建築の健全な普及および発展を図ることを目的に設立。
日本ツーバイフォー建築協会
ツーバイフォー住宅を建築・供給する法人やその部材や機器販売を行う法人、住宅設計を手がける個人などを会員とする任意団体。ツーバイフォーの特徴は、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった『面』で支える構造にある。年間約10万戸が建設される。
日本住宅建設産業協会(日住協)
全国の住宅・不動産業者を会員とする任意団体で、会員数は700社を超える。住宅・宅地の供給、流通等に関する事業の発展を図り、良好な住環境の整備を目的として設立された。
日本窯業外装材協会
外装材(サイディング)メーカーのうち、セメントなどを結合材に用いた窯業系外装材を製造するメーカー10社による業界団体。住宅に用いられるサイディングの70%はこの窯業系と言われ、地震に強い、防火・耐火性に優れる、デザインが豊富、住宅の耐久性向上、リフォーム性に優れる、等の特徴を持つとされる。
石膏ボード工業会
石膏ボードメーカーを会員とする任意団体。石膏ボードの歴史は古く、1895年に誕生。国内には11社。石膏ボードとはせっこうを芯材として両面をボード用原紙で覆って板状にしたものを言う。
全国タイル業協会・全国タイル工業組合
タイルの製造・販売・施工やその関連資材の製造販売に携わる法人を会員とする全国組織。タイルについての基礎知識やお手入れ方法、リフォームにまつわる話などが掲載されている。サイトでは建築設計に携わる業者や、住宅やビル・マンション等の建築を計画中の施主などに向けてタイルに関する情報を提供することを目的とする。

学会のリンク

精密工学会
切削加工や砥粒加工、微細加工、ナノ加工、マイクロマシニングなどの精密工学についての学会。テーマとしては、ものづくりに関わる分野が多く、例として設計・生産システム(LCA,CAD/CAM,モデリング,設計論,自動化,知能化)、精密加工(切削・砥粒加工,CMP,マイクロマシニング,ビーム加工,ツーリング)、メカトロニクス(マイクロマシン,知能ロボット,精密位置決め,工作機械,機素)、精密計測(画像応用計測,光応用,三次元形状測定,知的データ処理,SPM)、人・環境(人間工学,福祉工学,医用精密工学,アミューズメント,生産技術史)が挙げられている。サイトでは講習会、講演会、学術大会の告知のほか、会員になると精密工学の基礎講座の一部や講習会のテキストが閲覧できるようになっている。なお、正会員は入会金500円、年会費12000円となっている。
砥粒加工学会
砥粒加工のかかわる分野は広く、学会では大別して「加工技術(研削、研磨、切削、切断)」「加工機械技術」「システム技術」「マイクロナノ加工技術」「計測技術」「工具技術」の6領域に分類。分野としては、新素材、半導体、精密機械、自動車、航空・宇宙、 エネルギー・原子力、環境・医療、電気・通信、光など広範囲な技術分野に関わりがある。賛助会員として砥石メーカー、加工業、工作機械メーカー、商社など研磨・研削に関わりのある数多くの企業が名を連ねている。会員総数は凡そ1500。
日本鉄鋼協会
大正4年に設立され、学会部門、生産技術部門、総合企画部門で構成される学会。個人会員数10000、企業会員数200を超え、学術・技術、鉄鋼企業、産官学、他分野とのマッチングなどの鉄鋼やその周辺領域での学会・協会活動を行っている。一般向けに書かれた鉄の情報コーナーや講演大会、大学教員の公募情報等も掲載している。論文誌として「鉄と鋼」「ISIJ International」を発行。
自動車技術会
自動車にかかわる研究者、技術者、企業で構成された学術団体。学術講演会、シンポジウム、フォーラムなどを開催。個人会員40000名以上、法人500社以上で構成される。自動車工学基礎講座やイベントの案内、出版物・規格の案内などを掲載。
電気加工学会
放電加工(形彫り放電加工、ワイヤ放電加工)などの放電を利用した加工法をはじめ、レーザ加工、電子ビーム加工、イオン加工などのエネルギビームを利用した加工法、 電解加工、電解研削などの電解を利用した加工法、他の加工法との複合加工、ラピッドプロットタイピングなど、いろいろな電気的化学的な加工方法、ならびにこれらの加工機、加工技術、さらにはソフトウエアも含めた関連技術の理論から応用までの広い範囲を対象領域とする学会。個人、法人ともに会員となることができる。
電気学会
1888年に設立の電気、エレクトロニクス、情報、エネルギー、環境などを対象領域とする学会。部門は「基礎・材料・共通」「電力・エネルギー」「電子・情報・システム」「産業応用」「センサ・マイクロマシン」のクラスタに分かれている。技術者教育事業、子供向けコンテンツ、大学の公募情報等を掲載。
粉体粉末冶金協会
粉体や粉末冶金を対象とする学会。分科会として、焼結基礎分科会(粉末製造、焼結機構、技術・品質評価、メカニカルアロイング、電磁プロセス)、硬質材料分科会、磁性材料分科会(フェライト、硬質磁性材料)粉体基礎分科会、粉体成形分科会(成形・加工、等方圧加工技術、射出成形)、新機能材料分科会(機能性複合材料、金属ガラス・ナノ金属結晶材料、光機能材料、傾斜機能材料、バイオインスパイアード材料、イオン伝導材料、炭素系機能材料、機能性酸化物材料、電子部品材料)、自動車焼結部品分科会がある。粉末冶金入門講座の案内や協会賞一覧についての情報を公開。
レーザ加工学会
レーザによる加工、例えば切断、穴あけ、溶接、はんだ付(ソルダリング)、ろう付(ブレージング)、焼入れ、肉盛(クラッデイング)などの加工法やレーザを通信、CD、ホログラム、レーザメス等に応用する研究分野などを対象とする学術団体。論文検索や会誌の案内、講演会、出版物の情報等を掲載する。
粉体工学会
あらゆる粉に関する研究や開発を行う粉体工学を対象分野とする学術団体。粉体は、比較的新しい学問分野ではあるが、液体とも固体とも異なる様相を示す独自の探求分野として確立されている。行事や表彰、井伊谷賞(いいのや)、国際会議の案内について情報を掲載。砥石や工具の多くは「粉」を焼き固めた焼結体から出来ており、この分野とは密接な関係を持つ。
日本素材物性学会
素材を電気・化学・機械のレベルから総合的にとらえ、細分化されてしまっている物性分野を新概念で結合し新しい素材物性学の確立を目指す学術団体。国際会議や研究会、シンポジウムの案内を掲載している。"International Journal of the Society of Materials Engineering for Resources"、素材物性学雑誌を発行。
日本塑性加工学会
塑性加工に関する研究発表、研究の連絡協力および促進を図ることを目的とする学術団体。専門別に分科会があり、ロールフォーミング、圧延工学、プロセス・トライボロジー、チューブフォーミング、板材成形、鍛造、高エネルギー速度加工、プラスチックプロセス、半溶融・半凝固加工、粉体加工成形プロセス、接合・複合、押し出し加工、超音波応用加工、金型、プロセッシング計算力学、伸線技術、ナノマイクロ加工、サーボプレス利用技術、マイクロ部材機能創成・制御、成形プロセス可視化・センシングによる革新的成形技術に分かれている。
プラスチック成形加工学会
プラスチック材料・成形条件等、全製造工程にまたがりプラスチックの新しい可能性を模索するため、研究者・技術者が情報交換する学術団体。専門委員会として、伸長プロセス、押出成形、射出成形CAE、環境・リサイクル、新加工技術、超臨界・亜臨界流体利用成形加工、成形金型技術の各委員会が活動している。年次大会や講演会、「青木 固」技術賞の表彰についての情報等を掲載。
日本船舶海洋工学会
船舶や海洋工学に関する学術技芸を考究し、その発達を図ることを目的とする学術団体。性能・運動、構造強度・材料溶接、工作、設計・儀装、海洋工学・海洋環境、情報技術の研究会が活動している。読み物として「造船所のかっこいいオヤジ」「学生突撃レポート」を掲載。論文集、イベント、講演会についての案内等もある。
日本複合材料学会
複合材料とは、金属材料、高分子材料、無機材料といった従来の物質種別の材料工学分野のほか、界面科学、プロセス工学、生産工学、機械工学、航空宇宙工学、船舶工学、建築土木工学等々、極めて広範囲の学問分野の関係する領域。この分野の研究者や技術者を会員とし、研究開発の成果発表や情報交換を通じて複合材料の学術的発展、技術向上を目的とする団体。
日本フルードパワーシステム学会
油圧・空圧・水圧工学・技術に関する学理・応用を研究対象領域とする学術団体。研究発表会・学術講演会等の開催や研究調査、学会誌・図書の刊行を行う。
表面技術協会
金属をはじめ、プラスチック、セラミック等の素材への表面処理技術とその関連技術を対象とする学術団体。表面技術の対象領域としては、電気めっき、電鋳、無電解めっき、溶融めっき、ホットプレス、気相処理(PVD、CVD、イオン注入、レーザエッチング、プラズマエッチング、溶射)、陽極処理、着色、リン酸塩処理、クロメート処理、電着塗装、粉体塗装、静電塗装、ライニング、セラミックコーティング、機械研磨、バフ研磨、電解研磨、化学研磨、電解洗浄、化学洗浄、溶剤洗浄、高周波焼入れ、窒化、浸炭、拡散被覆、表面界面科学、超微粒子、表面物性・解析となっている。月刊「表面技術」を発行。
高分子学会
高分子科学の基礎的分野から電気、電子、情報、バイオ、医療、輸送、建築、宇宙など幅広い研究分野の会員およそ12000以上で構成される学術団体。活動中の研究会として、医用高分子、印刷・情報記録・表示、エコマテリアル、NMR(核磁気共鳴)、グリーンケミストリー、高分子エレクトロニクス、高分子基礎物性、高分子計算機科学、高分子ゲル、高分子と水・分離、高分子ナノテクノロジー、高分子表面研究、精密ネットワークポリマー、接着と塗装、超分子、バイオ・高分子、光反応・電子用材料、フォトニクスポリマー、プラスチックフィルム、無機高分子、燃料電池材料、有機ELの各研究会がある。
日本機械学会
明治30年からの歴史のある機械や機械システム、関連分野に携わる技術者集団約4万人で構成される団体。法人は750社以上が加盟。部門として、計算力学、バイオエンジニアリング、材料力学、機械材料・材料加工、流体工学、熱工学、エンジンシステム、動力エネルギーシステム、環境工学、機械力学・計測制御、機素潤滑設計、設計工学・システム、生産加工・工作機械、生産システム、ロボティクス・メカトロニクス、情報・知能・精密機器、産業・化学機械と安全、交通・物流、宇宙工学、技術と社会が登録されている。
日本工学会
工学系や一部の理学系の学会や協会を会員とする連合組織。日本で最も古い学術団体。会員一覧をみると、日本の工学にかかわる学会・協会を俯瞰できる。
日本金属学会
金属に関する理論ならびに工業の進歩発達をはかることを目的とする学術団体。金属のみならず、超電導材料、電子材料、磁気材料、セラミックス等のいわゆる先端材料の領域までを対象分野としている。分科会として、エネルギー材料、エコマテリアル、電子・情報材料、生体・福祉材料、社会基盤材料、材料と社会の各会がある。日本金属学会誌(J. Japan Inst.Metals)や「まてりあ」を発行する。共同刊行欧文誌「MATERIALS TRANSACTIONS」(Mater. Trans.)にも参画する。
軽金属学会
アルミニウム・マグネシウム・チタンなどの「軽金属に関する学術・技術の進歩発展を図り、工業の発展」を目的とする学術団体。学会誌「軽金属」を発行。研究部会として、高信頼性ダイカスト・鋳物鋳造、アルミニウム板のトライボロジー、新しい押出加工の創生、摩擦攪拌プロセスによる接合と表面改質、集合組織、塑性加工によるマグネシウム合金新機能発現、表面処理技術、アルミニウム溶湯による耐火物浸食機構、アルミニウム圧延生産技術、組織制御(集合組織,回復・再結晶,解析等を含む)、腐食・表面改質・接合・切削等、力学特性・成形加工・潤滑(材料強度学を含む)、溶解・凝固・鋳造(鋳物,ダイキャスト,耐火物,リサイクルを含む)、展伸材製造プロセス(圧延・押出・鋳造・熱処理)、マグネシウム・チタン・複合材・その他新材料の各部会がある。
化学工学会
化学工学は合理的な化学プロセスの開発・設計・操作を目的とする学問で、化学を主とするプロセスの総合工学といわれる。化学プラント構築からはじまり、諸学を取り込んで体系化されていき、化学のみならず、製鉄、金属精錬、繊維、プラスチック、紙パルプ工業、食品、医薬品などの各産業、さらに石油精製、原子力などのエネルギー産業などに活用されている分野。部会として、バイオ部会(BE)、安全部会(SA)、超臨界流体部会(SF)、エレクトロニクス部会(EL)、エネルギー部会(EE)、粒子・流体プロセス部会(FP)、反応工学部会(CR)、システム・情報シミュレーション部会(SIS)、環境部会(EN)、材料・界面部会(MI)、基礎物性部会(PR)、分離プロセス部会(ST)、熱工学部会(HT)を擁する。
資源・素材学会
資源・素材に関する科学技術の進歩および向上を図るために設立された学術団体。対象となる領域は、金属、石炭の分野から石灰石・砕石などの鉱物資源、海洋資源、地下利用技術、地熱などの資源分野、新金属、レアメタル、高純度素材、新しい化合物や複合素材、セラミックスなどの周辺および下流方向に広がる素材分野をカバー。こうした分野の環境保全、資源リサイクリングも活動範囲としている。資源・素材学会誌「Journal of MMIJ」を発行。
日本鋳造工学会
鋳造に関する学術団体で、近年は新素材部品の鋳造、ニアネットシェープ鋳造法の発展をもとに、航空、宇宙、原子力、コンピュータ産業にまで活動領域が広がっている。会員向けに技術相談室を設けている。
日本マリンエンジニアリング学会
舶用機関・機器および海洋機器に関する工学と技術を考究しその進歩発達を図り産業の発展に寄与することを目的とする学術団体。個人会員2114名と維持会員(法人)128団体で構成される。以前の日本舶用機関学会。
応用物理学会
物理から電気、機械、金属、化学など広い範囲に及ぶ学術団体で、個人会員約23000名を擁し、大学の研究者のほか、企業の研究開発部門に所属する研究者・技術者も多く加入。研究会として、有機ナノ界面制御素子研究会、エネルギー・環境研究会、フォトニックICT研究会、ナノインプリント技術研究会、テラヘルツ電磁波技術研究会、次世代リソグラフィ技術研究会、シリサイド系半導体と関連物質研究会、スピントロニクス研究会、ランダム系フォトエレクトロニクス研究会、光波センシング技術研究会、SiC及び関連ワイドギャップ半導体研究会、多元系機能材料研究会、新画像システム研究会、量子エレクトロニクス研究会がある。Japanese Journal of Applied Physicsを発行。学術講演会、研究集会、機関誌、公募の案内。
日本物理学会
1877年に設立された国内外の物理学の研究者・教育者・技術者約18,000名を擁する学術組織。分野は複数の領域に分かれており、素粒子論、素粒子実験、理論核物理、実験核物理、宇宙線・宇宙物理、ビーム物理領域、「原子・分子、量子エレクトロニクス、放射線物理分野」「プラズマ基礎・プラズマ科学・核融合プラズマ・プラズマ宇宙物理」「磁性、磁気共鳴分野」「半導体、メゾスコピック系・局在分野」「光物性分野」「金属、超低温、超伝導・密度波分野」「分子性固体・有機導体分野」「強相関系分野―高温超伝導、強相関f電子系など」「表面・界面、結晶成長分野」「誘電体、格子欠陥、X線・粒子線、フォノン物性分野」「統計力学、物性基礎論、応用数学、力学、流体物理分野」「ソフトマター物理、化学物理、生物物理分野」「物理教育、物理学史、環境物理分野」となっている。
溶接学会
溶接・接合に関する学術・技術の向上普及を目的とする学会。講演会、見学会、出版物の情報や、溶接学会誌、論文集の目次等を掲載。溶接の専門分野ごとに委員会を設けてあり、溶接構造研究、溶接疲労強度研究、溶接冶金研究、溶接法研究、高エネルギービーム加工研究、軽構造接合加工研究、マイクロ接合研究、界面接合研究の各委員会がある。

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