電気自動車(EV)のメーカー一覧

2014年12月8日リンク更新

燃料となるガソリンをいかに効率的に使うかという視点のハイブリッドカーが国内で本格的に普及し始め、自動車のカテゴリーにエコカーという項目が加わってしばらく経ちます。動力の100%を電力で賄う電気自動車(EV)は市場に本格的に投入されるようになってまだ数年、普及もハイブリッドほどには至っていませんが、エンジンがそもそも必要ないため、今まで自動車を開発していなかったメーカーも参入し、その性能も上がってきています。環境負荷低減や燃費の低減などがメリットとなりますが、石油は将来枯渇が確実といわれる資源である以上、ガソリンではないものを動力とする自動車は今後必須ともいえます。

電気自動車は軽量化が一つの鍵となっているため、材料科学とも密接な産業といえます。より軽く、より耐久性があり、より少ない力で動かすよう部品の多くは材料レベルからの改良が加えられています。ボディーを強化プラスチックにするなどの試みも行われています。従来のような複雑なエンジン部分がない分、電気自動車の技術はこうした軽量化の技術や、部品の高機能化等のウェイトが高くなっていると見ることもできます。エンジンなどの内燃機関と比べて駆動系がシンプルといえます。

電気自動車は、電力の供給方式によっては二分することが出来ます。一つは車内に積まれている蓄電池(二次電池)に蓄積した電力を得るもので、もうひとつが、走行中もしくは停車中に架線などから電力を得るタイプです。現在販売されている電気自動車(EV)は蓄電池に充電した電力で稼動するタイプのもので、電車などのように線路の上下などから電源を得ているタイプのものはありません。

電気自動車はまだ新しい技術で、特に海外では従来自動車には参入していなかった企業や、ベンチャー企業でも開発・販売されています。

気になるのは、最高速度のほか、充電費用・回数・時間、一度の充電でどれくらい走れるのか(航続距離)、また重量のあるものを運ぶだけの馬力はあるのか、充電できる場所は国内にどれくらいあるのか等ですが技術は改良を重ねられ、周辺技術も向上してきています。

テスラモーターズ
米国の電気自動車専門のベンチャー。google社の創業者が出資していることでも有名。スポーツカータイプのロードスター(ROAD STAR)は著名人がこぞって入手し、メディアでも取り上げられた。紹介されているセダン型のMODEL Sは、バッテリーパックによって最大航続距離が異なり、それぞれ260km、370km、480kmとなっている。最高時速は190kmで、時速100kmに到達するのに5.6秒。バッテリー交換は1分で可能。チャージは45分間。アジア唯一のテスラ直営店が東京は青山にあるテスラ・アオヤマ。
日産(Nissan)
100%電気自動車のリーフ(LEAF)を発売。充電スタンドも拡充中。30分で80%充電できる。サイトでは日産の充電スタンドが検索できる。希望小売価格が約376万円と406万円の車種がある。航続距離はJC08モードで200km。リチウムイオン電池は車体の重心点の低い部分に配置してバランスを取ってある。
三菱自動車
国内自動車メーカーではいち早く電気自動車の発売。同社のMiEVはMグレードが260万円、Gグレードが380万円となっている。双方ともに2WDの後輪駆動タイプ。モーターにはMiEV専用の永久磁石式同期型モーターを搭載している。最高出力とトルクはそれぞれで、Mタイプ:30kW、180N・m、Gタイプ:47kW、180N・mとなっている。光岡自動車のLikeのベース車両にもなっている。 なお、同社ではMiEVを中心にEV(電気自動車)についての情報を提供するポータルサイトも運営している。
BMW
BMW i 3とBMW i 8を発表。BMW i 3は大都会での移動をコンセプトにしたもので、時速0kmから60kmまで約4秒、時速100kmまで約8秒で到達する。モーターのトルクは250Nm。BMW i 8のほうは、スポーツカータイプのハイブリッドで、純粋な電気自動車ではない。
スバル
電気自動車プラグイン型のステラを発売。価格(メーカー希望小売価格)で4,725,000円。AC充電用コネクターと急速充電用コネクターを装備。車の重量は約1トンで、充電走行距離は90km。4名搭乗できる。
ホンダ
FCXクラリティを販売。セダン型の電気自動車で、現在は法人向け販売(リース販売)のみ。−20℃での氷点下でも稼動可能。コンセプトは「Free」。燃料電池は新開発のV Flow FCスタックを採用し、セルの構造を革新した。100kWの高出力を達成し、軽量、コンパクトに。最高速度は時速160km、 10・15モード走行の航続走行距離は620km。前輪駆動型。
Start lab S.p.A.(スタートラブ)
イタリアの電気自動車メーカー。「ひまわり」の意味を持つ小型EV「ジラソーレ」を発表。ゴルフカートを思わせる小型車。ジラソーレ(Girasole)を日本語で紹介したサイトはこちら
GM(ゼネラル・モーターズ)
セダン型のハイブリッド電気自動車"Chevrolet volt"(シボレー・ボルト)を発表。公開されている時点の情報では価格は32780米ドルとなっている。ガソリンを使うため、厳密にはハイブリッド車。
プジョー
フランスのプジョー(PEUGEOT)社の未来を想起させるデザインの電気自動車、Concept EX1(コンセプトEX1)。電気モーターは二つで、各125kW。フロントリアのトルクは240Nm。
Mahindra REVA
インドの財閥系マヒンドラグループの手がける電気自動車。日本ではタケオカ自動車工芸がレーバーの名で販売している。特に小型で、燃費は10kmで10円とされる。
マツダ
マツダ「デミオ」をベースにした電気自動車を自社開発し、2012年春から日本国内で販売(リース販売)することを発表している。
トヨタ
RAV4EVをトヨタのカナダ工場で2012年から生産予定。同社はエコカーの分野ではハイブリッドカーのプリウス(PRIUS)で知られるが、電気自動車の販売はまだ手がけていない。

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