表面粗さ記号の意味についておしえてください。

2009年9月14日更新

物体の表面粗さの凹凸はその見方によって値が変わります。最新の表面粗さ記号の意味を規程したJIS規格「JIS B 0031:2003」では、これらを三次元的に把握できるよう、複数の指標を提示しています。 従来は対象の断面を横から見た際、その凹凸の山と谷を計測して、二次元的にその最大の高さや平均値などを算出した粗さ曲線に基づいた値を採用していましたが、これに「うねり曲線」と粗さ曲線を算出する前のデータとなる断面曲線を加えて、物体の表面粗さを複合的に見ることができるよう、種々の指標を出しています。

粗さ曲線に基づく代表的な粗さパラメータ

代表的な表面粗さ記号の意味
表面粗さ記号 意味
Rz 最大高さ粗さのこと。並外れた高さを除き、断面曲線の基準長さの範囲内において一番高い山を数値化したもの。
Rzjis 旧規格のRzのことで、十点平均粗さ。断面曲線から基準となる長さ分の範囲内において最大の山頂から3番目、最低の谷底から3番目をとおる二本の平行線の間隔を測定した値。
Ra 算術平均粗さ。断面曲線の中心に線を引き、中心線によって得られた曲線上の総面積を長さLで割った値。

その他の表面粗さ記号については、「表面粗さのJIS規格について」をご覧ください。

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