コンクリートの圧縮強度

2011年8月18日更新

コンクリートの圧縮強度は水セメント比の関数で示される値ですが、この指標が重視されるのは、圧縮強度から他のパラメータが類推しやすいからと言われています。大まかにいえば、圧縮強度が分ければ、以下の式から引張強さと曲げ強さが類推可能です。

  • 引張強さ=圧縮強度の10分の1から13分の1
  • 曲げ強さ=圧縮強度の5分の1から8分の1

この関係からもわかるとおり、コンクリートは硬い素材ではありますが、引張強度が強くありません。そのままの状態では木材よりも弱く、「石」に近いイメージがあるため、構造材として万能のような印象もありますが、コンクリートが強いのは圧縮強度です。鉄筋コンクリートはこの引張強さが弱いことを補うため、コンクリート内部に鉄筋を入れて引張応力に対して強度を持たせたものです。

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