インローとは何を意味するのか

2013年9月10日更新

凹凸になった状態の部品同士が噛み合う様をインローといいますが、特にぴったりと噛み合うもの、例えば水戸黄門様の象徴でもある印籠のように、ふたの部分と本体とがしっくりはまる部分のことを「インロー」と表現します。現場用語、設計用語の一種です。

機械部品や機械要素だけでなく、様々なものに使う表現です。

砥石でもカップホイールなどで台金と砥石と位置関係がインロー状態になっているものがあります。

インロー形式で組み上げることで、軸心の誤差を減らしたり、取り付けや位置決めが容易になるほか、砥層などの接着の例で言えば、単純にブロック状態の砥石を接着するのと違い、砥石部分が階段状態になっており、それに対応する台金も階段状態になったものをインローにしたほうが密着力が高くなります。実際の製作では、さらに密着面にブラスト処理などをかけて凹凸を作り、表面積を大きくしてより強く接着するというようなことも行われます。

わりと設計や現場ではよく使われる用語です。

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