ダイヤモンドの研磨方法

2013年9月9日更新

実用化されている材料で最も硬いダイヤモンド。ではダイヤモンドを何らかの形で加工する場合はどのような方法があるのでしょうか。

ダイヤモンド原石を研磨で加工する場合はやはりダイヤモンドを砥粒としてダイヤモンドの表面を削っていきます。原石を研磨する場合には、スカイフと呼ばれる鋳鉄でできた円盤を高速で回転させ、そこにダイヤモンドパウダーをすりこみます。高速回転するスカイフに、ダイヤモンド原石を押し当てながら、少しずつ石の表面を磨いていく方法が用いられています。スカイフにすりこまれるダイヤモンドパウダーは、油で練っておき、高速回転する円盤から飛んでいかないよう工夫されています。

なお、ダイヤモンド原石ではなく、ダイヤモンド焼結体などのダイヤと同等の硬さを持つ材料の加工にも、はやりダイヤが使われています。

ダイヤモンドにはへき開性と呼ばれる「割れる方向性」が決まっているため、これを利用してダイヤそのものの加工は行っていきますが、研磨などによる砥粒による加工ではダイヤ同士をぶつけることで、表面を少しずつ削っていくことになります。

人造ダイヤモンド(合成ダイヤモンド)と天然ダイヤモンドによる加工方法の違いはありませんが、合成ダイヤモンドはあらかじめ形状・寸法をある程度決めて作ることができるため、宝石用途の多い天然ダイヤモンドのように単石レベルでの加工を行うことは稀です。

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