大理石研磨剤にはどのようなものがありますか。

2011年10月09日更新

大理石は石材の中では比較的硬度が低く、爪でも傷を付けることができるほどです。主成分が炭酸カルシウムであるため、酸性の洗剤やレモンやジュースなどの酸性の液体には弱い材料です。

大理石と言えば高級感のある内装を連想させますが、この石材はあまり耐侯性に優れているわけではなく、頻繁に行き来のあるような床に使うとすぐに光沢を失っていきます。あるいは、土足での歩行が想定されるような場所では、塵や砂等をかみこんで傷ができたり、しみや錆のような汚れがつくこともあります。表面の微細な傷等で輝きを失った場合は、その部分を張り替えるという考え方もありますが、研磨によって再生することが可能です。

大理石の板材も、建材などを生産する石材工場で作られています。多くが国外から入ってくるものですが、国内でも切断や研磨は行われています。本格的な加工設備のある場所ではほとんどがダイヤモンド砥石を使って加工しますが、艶出しには「ツヤ粉」と呼ばれるような研磨材や、コンパウンド、遊離砥粒も使われることがあります。

研削砥石などで加工する場合はGC(緑色炭化ケイ素)を砥粒として使ったものが一般的ですが、液体状の研磨材として使う場合は、GCは緑色になってしまうため、白色のアルミナ系のものが主流です。アルミナは金属加工と相性の良い破砕性に優れた切れ味のよい砥粒の一つですが、石材などにも使うことができます。ただ、ダイヤやGCに比べると硬度には劣ります。液体状になったコンパウンドの場合は、砥粒だけでなく、配合されている成分とその比率に研磨性能が大きく影響されます。

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