SPQの意味|SPQとMOQは何の略か

2015年8月16日更新

SPQはstandard packing quantityの略で、発注や受注にかかわる英語表現ではよく使う略語です。このstandard packing quantityはSNP(Standard Number of Package)と表現されることもあります。両者ともに物流用語としてはよく使われます。これは梱包の際に何個単位で梱包が可能かを示す用語です。梱包単位=販売単位となることも多いので、海外の取引先や得意先とのやり取りでは、確認が必須となる項目のひとつとも言えます。

例えば、SPQが100個と設定されているならば、1箱や1ケース等に100個梱包されていることになりますので、一般的には100個単位での販売ということになります。つまり、100個、200個、300個、400個、500個といった100の倍数での梱包となり、それに連動して販売単位(取引単位)も同じとなることがよくあります。SPQやSNPを崩すことができるかどうか、つまり50個でも販売できるかどうかについては個別に確認の必要がありますが、量産用途の多くのものではSPQやSNPに設定されている数量以外での取引ができないことが一般的で、できたとしても単価があがる等の条件付のケースもあります。

SPQとともに取引条件を見る際によく確認されるのがMOQです。これはMinimum Order Quantityの頭文字からとった略称で、最小発注単位のことを意味しています。MOQが100でSPQも100ならば、100個から注文を受け付けており、それ以上発注したい場合は、200個、300個と100の倍数になるということを意味しています。MOQだけが100個となっていた場合、最小の発注単位が100個となるということを意味しているため、場合によっては、110個、120個といったオーダーも可能ということになります(実際には梱包数量とともにSPQで明示されているケースが海外企業取引では多いですが)。

こちらが買い手として海外企業から見積もりを取得する際は、MOQ/SPQのそれぞれについて、細かく出してもらう必要があります。逆に、こちらが売り手として見積もりを出す場合は、相手に誤解がないよう、最小発注量としてはMOQを明示し、販売単位(梱包単位)としてSPQやSNPを明示する必要があり、その際は単価を変えるなどの条件によってSPQを変えることが可能かどうかも明示しておくのが無難です。

実際、海外企業との取引では発注単位に関するトラブルは結構多いといえます。

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