白金、プラチナ(元素記号 Pt)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年9月30日更新

白金は遷移金属に分類される貴金属で、名称の通り白金族元素の一つです。別名プラチナともいいます。化学的には不活性で、安定しており、腐蝕に強く、耐酸性にも優れます。王水以外には溶けない金属としても知られます。融点も高いため、高温や腐蝕が想定される箇所にも使われます。

白金は高価な装飾品として一般にはなじみがありますが、その特性から工業利用も盛んな元素です。水素化反応の触媒や、自動車排ガスの浄化触媒、石油精製、アンモニアの酸化による硝酸製造用の触媒としての利用や、メートル原器、抗がん剤としての利用まで幅広い分野で活用されています。

埋蔵、産出はほとんどが南アフリカ共和国からで、金に比べると産出量が少なく、価格も高くなる傾向があります。

白金、プラチナ(元素記号 Pt)が活用されている分野

  • メートル原器、キログラム原器
  • 触媒(自動車の排ガス浄化用途)
  • 装飾品、宝飾品、アクセサリー
  • 抗がん剤(シスプラチン、カルボプラチン)
  • 万年筆のペン先
  • 電極
  • 熱電対
  • 抵抗温度計
  • 腐食防止
  • るつぼ
  • 白金磁石
  • 合金材料
白金、プラチナ(元素記号 Pt)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 4f145d96s1
英語 Platinum
原子量 195.1
同位体 190Pt、192Pt、194Pt、195Pt、196Pt、198Pt
融点 1768.3℃
沸点 3825℃
密度 21.45g/cm3
比重
硬度 モース硬度3.5
色、形状 銀白色、明るい銀
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:6.6
293K(20℃):8.8
500K:9.6
800K:10.3
白金、プラチナ(元素記号 Pt)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃ 34.3
300℃ 21.0
100℃ 13.6
0℃ 9.81
−195℃ 1.96
白金、プラチナ(元素記号 Pt)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃ 78
300℃ 73
100℃ 72
0℃ 72
-100℃ 73

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