マンガン(元素記号 Mn)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

マンガンは遷移金属の一つで、マンガン乾電池の材料として長らく一般にも知られる存在となっていましたが、昨今ではアルカリ乾電池やさらに新しいニッケル水素電池やリチウムイオン電池の台頭で、なかなか目にする機会も減ってきました。

添加元素としての利用が多く、現在も鉄鋼材料の多くの成分表にはマンガン(Mn)の数値がありますが、この元素は耐摩耗性や強度を高めることに寄与します。また割合によっては衝撃強度や引張強さ、靭性(粘り)も向上します。

マンガン鋼は、合金鋼の一つで、マンガンを1.2%以上含む鉄鋼材料です。

マンガンは二酸化マンガンや炭酸マンガンの鉱物から採取され、埋蔵量の多い国はウクライナ、オーストラリア、南アフリカ、インドなどとされます。

マンガン(元素記号 Mn)が活用されている分野

  • マンガン鋼(SMn)
  • 酸化剤
  • 乾電池の材料
  • 脱硫剤
  • 脱酸剤
マンガン(元素記号 Mn)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 3d54s2
英語 Manganese
原子量 54.94
同位体 55Mn、56Mn
融点 1246℃
沸点 2061℃
密度 7.47g/cm3
7.21g/cm3
比重
硬度 モース硬度6
色、形状 銀白色
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
マンガンα
100K:
293K(20℃):22.3(0℃〜20℃)
500K:
800K:
マンガン(元素記号 Mn)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
マンガン(元素記号 Mn)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃ -
300℃ -
100℃ -
0℃ 8
-100℃ 7

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