ゲルマニウム(元素記号 Ge)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年8月30日更新

ゲルマニウムは典型元素の金属であり、半導体の一つでもあります。シリコンの実用化までは半導体の主要材料でもありましたが、現在は添加材料としてのみこの用途では使われています。

この材料は光学の分野では赤外域において高い屈折率を持つことで知られており、赤外線を透過させる必要のあるレンズをはじめとする光学部品に活用されています。ただし価格の高いものであり、国内でも限られた業者しか扱っていません。

また一時期、健康食品としてゲルマニウムを含むものが出回っていましたが、健康障害や死亡事故が発生するなど、この元素を摂取することは危険であることが注意喚起されてきています。

ゲルマニウム(元素記号 Ge)が活用されている分野

  • ダイオード
  • ペットボトル製造時の触媒
  • シリコンへの添加材料
  • ガンマ線の放射線検出器
  • 光検出器
  • 赤外域用の光学部品、光学レンズ
  • 薄膜として赤外域での高屈折材料
  • 赤外線を通すための窓材
  • 健康食品
ゲルマニウム(元素記号 Ge)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 3d104s24p2
英語 Germanium
原子量 72.61
同位体 70Ge、72Ge、73Ge、74Ge、76Ge
融点 938.25℃
沸点 2833℃
密度 5.32g/cm3
比重
硬度 モース硬度6
色、形状 銀白色
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:2.4
293K(20℃):5.7
500K:6.5
800K:7.2
ゲルマニウム(元素記号 Ge)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃
300℃
100℃
0℃
−195℃
ゲルマニウム(元素記号 Ge)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃
300℃
100℃
0℃
-100℃

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