金(元素記号 Au)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など

2012年10月23日更新

金は元素としては、遷移金属に分類され、レアメタルでもあり、貴金属に相当する物質でもあります。古今東西、「金」は特別な価値があるものとして扱われてきました。

用途はアクセサリーなどの装飾品がほとんどと思われがちですが、金はその化学的性質、物理的性質から工業利用や産業利用の価値も高い金属です。高価なことを差し引いても、耐食性に優れ、電気伝導性の高さ、生体親和性、低い電気抵抗、薄く細く延ばすことが出来る展延性などから、携帯電話の集積回路、歯科用の金合金、感染症診断薬の原料、薄膜、写真感光剤の増感用途など枚挙に暇がありません。

金の純度は24分率(24を100とする換算方法)で表示します。つまり純金は24金もしくは24K(24カラット)と表記します。

金(元素記号 Au)が活用されている分野

  • 着色剤
  • 集積回路(携帯電話などの)
  • アクセサリー、指輪、イヤリング、ネックレスなど
  • 医薬品
  • 金合金
  • 記念硬貨など
  • 触媒
  • 薄膜(蒸着用途)
金(元素記号 Au)の特性、物性
分類 金属元素
電子配置 4f145d106s1
英語 Gold
原子量 197.0
同位体 197Au
融点 1064.18℃
沸点 2856℃
密度 19.30g/cm3
比重
硬度 モース硬度2.5
色、形状 金色、黄金色、ゴールド
20℃、1atmでの状態 固体
線膨張率
(α/10-6K-1
100K:11.8
293K(20℃):14.2
500K:15.4
800K:17.0
金(元素記号 Au)の電気抵抗(ρ/10-8Ω・m)
700℃ 8.6
300℃ 4.63
100℃ 2.88
0℃ 2.05
−195℃ 0.5
金(元素記号 Au)の熱伝導率(W・m-1・K-1
700℃ 272
300℃ 299
100℃ 313
0℃ 319
-100℃ 324

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