型検とは

2015年4月13日更新

金型の検査のことを略して型検と呼び習わすことが多いです。どのような内容の検査かは型の種類や使用業界にもよりますが、型の検査というのは基本的に、製造した型で実際に製品を作ってみて、その製品の寸法を計測することで行います。この用語は自動車分野以外でも型を使うところであればどこでも使う金型用語です。

また、量産を前提に作られているものである為、作業性や歩留りなども検査対象となることがあります。

量産用の金型となると精度やショット数等の条件が試作用の型とは異なり、試作段階では問題のなかった各種のトラブルに見舞われることが多々あります。このため、金型検査の結果、NGとなり、量産が遅れるというような事態もあります。業界にもよりますが、例えば自動車部品業界でいえば、型検で顧客先となる自動車メーカーから了承を得られないと、量産自体を開始できません。

なお、型を使って実際に製品を作ってみることを「トライ」と表現します。TRYとアルファベット表記されることもありますが、これによって型の合否判定を行います。量産と同じ工程で型を使い、自社でトライしたものを計測するのが原則となる為、型メーカーで作られたサンプル等で寸法計測や型検を代用することはほとんどありません。

スポンサーリンク

>このページ「型検とは|金型検査では何を調べるか」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集