段確、品確、量確とは何か

2014年2月11日更新

自動車をあらたに開発するためには試作車をいくつも製造し、最終的にさまざまな確認を経てようやく量産車の製造に目処がつきます。

カーメーカーは確認が必要な段階ごとに試作車を製造しますが、そのプロセスにも名称がついています。段確、品確、量確とは、日本の自動車メーカーであるホンダの自動車開発の際に用いられている用語のひとつで、こうした試作車製造のプロセスでもあります。

試作車の製造は、「イベント」「試作イベント」「試作車イベント」等と呼ばれますが、量産にいたるまでにはいくつかのイベントが存在し、段確、品確、量確はいずれもこのイベントのことを意味しています。段取り確認、品質確認、量産確認(MP1ともいいます)の省略形です。

自動車部品メーカーやどのような部品なのかにもよりますが、初期の試作イベントである段確では、暫定型や試作型と呼ばれる金型を用いて製造した部材を納入、その次のステップである品確では量産用の金型である本型を使って製造したものを納入、そして、量産確認のすぐあとには量産開始であるSOPやL/O(ラインオフ)が控えていますので、この試作車イベントの最終段階で納品する部品は、量産用の型である本型を用いて、量産工程にて製造されたものを納品する必要があります。

英語で書く場合、社内文書等ではDan、Hin、Ryoと略されることもあります。Dankaku、Hinkaku、Ryokakuは自動車メーカーのホンダにおける新車開発のプロセスを示していますが、他の自動車メーカーでも呼び名は異なりますが、同様の試作車イベントを経てから量産に至ります。

車両の開発日程というものはどのメーカーでも2年前からはじまっていますので、イベントがいつなのかにあわせて開発部品の納入段取りを決めていくことになります。

段確、品確、量確は必ず3ステップというわけでもなく、品確が2回あるということもありますので、納入部品や車型、車種にもよりけりということになります。

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